数学書の取り扱い・査定について
専門性が高く、根強い人気を誇る数学書。
当店では大学教科書から研究書、絶版書まで幅広く取り扱っております。
以下では、数学書の特徴や当店での取り扱い・査定のポイントをご紹介します。
目次
【数学書とは?】
数学書とは、代数学・幾何学・解析学・統計学・数理論理学など、数学の理論と応用に関する知識を体系的にまとめた書籍を指します。
基礎教育向けの教科書から、大学・大学院レベルの専門書、研究論文集までその範囲は広く、多くの研究者や教育機関で必要とされています。
特に、絶版となった専門書や海外の翻訳書は古書市場でも価値が高く、適切な需要があります。
【数学書のリスト】
当店でこれまでに取扱・査定の実績がある数学書のジャンル・シリーズ・代表的タイトルをご紹介します。
専門性の高いものや現在では入手困難なものは、特に評価対象となりやすくなっています。
主な数学書のシリーズ・レーベル
- 岩波講座 現代数学への入門/岩波講座 応用数学(岩波書店)
- 東京大学出版会「基礎数学シリーズ」「数学シリーズ」
- 現代数学社「数学選書」「現代数学ライブラリー」
- シュプリンガー数学シリーズ(Springer Verlag)
- 日本評論社「数学セミナー」および別冊特集シリーズ
- 東京図書「数学入門シリーズ」「大学演習シリーズ」
単行本・専門書
- 線型代数学(斎藤正彦/東京大学出版会)
- 集合と位相(松坂和夫/岩波書店)
- 解析概論(I.M.ゲルファント/岩波書店)
- 圏論の基礎(Mac Lane 著)
- ルベーグ積分入門(長岡亮介 など)
- 数理論理学入門(藤田博司 など)
- 数学の体系的解説書・辞典
(数学辞典/数式辞典/統計用語集)
上記以外にも、大学院レベルの教科書や研究論文集、数学史や哲学的考察を含む書籍も査定の対象となります。
シリーズものの全巻揃いや、旧版・初版などにも価値がある場合が多くあります。
【数学書の評価が高くなるポイント】
数学書は「誰でも読む本」ではないため、対象が明確で流通も限られますが、専門性や希少性によって大きく価値が変わるジャンルです。
以下のようなポイントに該当する書籍は、査定時に高く評価されやすくなります。
高評価の主な条件
- 絶版・品薄の専門書:現在は再版されておらず、中古市場でしか入手できない数学書
- 初版・旧版・限定版:改訂前の重要な記述が含まれている旧版や、学術的価値の高い初版
- 大学・大学院で定番の教科書:多くの講義で使用されている書籍(特に演習付き)
- 状態の良さ:カバー・帯付き、書き込み・汚れがない、付録CDや問題集が揃っているなど
- 研究者の蔵書:学者や大学関係者が所有していた本には、高度な資料が含まれている場合も多くあります
価値が下がりにくい書籍の特徴
- 一般的な教養書ではなく、専門課程以上の内容を扱っているもの
- 物理学・統計学など隣接分野とのクロスオーバー的内容の書籍
- 翻訳が難しい内容で、一定の需要があるにもかかわらず再翻訳されていないもの
「古い=価値がない」と思われがちですが、数学書においては逆に「古いからこそ重要な理論が記されている」場合も少なくありません。専門的な知識を持った査定担当者による評価が不可欠です。
【こんな方におすすめです】
以下のような方に、数学書の買取をご利用いただいております。
- 大学や大学院で数学を専攻されていた方
- 研究室やゼミでの蔵書を整理されたい教授・講師の方
- 数学関連の専門書を大量に所有している方
- ご家族の遺品整理で専門書籍が多く出てきた方
1冊からでも、まとまった量でも対応可能です。
【出張買取・宅配買取にも対応】
お住まいの地域や冊数に応じて、以下の買取方法をご用意しています。
- 出張買取:関西圏を中心に対応可能。
200冊以上や重量のある蔵書整理にも柔軟に対応いたします。 - 宅配買取:全国(北海道・沖縄を除く)から受付中。
佐川急便の着払いで送るだけで、査定・振込まで完結します。
ご希望の方には無料の宅配キットもご用意しております。
【数学書の買取をお考えの方へ】
数学書は専門性が高く、適切な知識を持つ査定スタッフによる対応が必要不可欠です。
当店では、理工学・数学関連に精通したスタッフが常駐し、確かな目で丁寧に査定を行っております。
「これも売れるのかな?」
「古くても価値がある?」
という場合でも、ぜひ一度ご相談ください。
お見積もり・ご相談は無料です。
大切な数学書が、次に必要とする方へと引き継がれるよう、誠実に対応いたします。