いらなくなった本でお困りではありませんか?
古本の売り方は、「自分で売る方法」と「古本買取に出す方法」の大きく2つに分けられます。
この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していますので、自分にぴったりの古本の売り方を見つけるためにぜひ参考にしてください。
「自分で売る」方法
まず、自分で売る際には、ネットオークションサイトやフリマアプリに本を出品して売るという方法があります。
ネットオークションとは、インターネット上で行われる競売のことを指し、オンラインオークションとも呼ばれています。取引形態としては、出品された品物に対して、購入希望者がそれぞれ入札額を提示することで品物の買取価格が競り上がっていき、最終的に一番高い値段を提示した人が落札する仕組みになっています。ネットオークションで代表的なものには、Yahoo!オークション(ヤフオク)があります。
また、フリマアプリとはインターネット上で行うフリーマーケットの場を提供しているアプリのことを指し、代表的なものにはメルカリやラクマなどがあります。フリマアプリの取引形態は、ネットオークションとは異なり、品物の値段は出品者自身が自由に設定できます。そして、その値段に買い手が承諾すれば取引成立という仕組みになっています。
メリット
ネットオークションやフリマアプリのメリットとしては、以下のポイントが挙げられます。
- 手軽に出品できる
- 古本買取に出すよりも高い値段で売れる場合もある
- 出品する本に対して、自由に希望価格を設定できる
- 取引の過程がすべて自宅で完結する
- 日中は忙しくて時間がない人でも利用しやすい
デメリット
一方で、以下のようなデメリットも存在します。
- 購入希望者とのコミュニケーションが発生する
- 一部、値下げ交渉などをしてくるユーザーがいる
- スマホ、パソコンの基本的な操作スキルが求められる
- 出品する本の商品説明文や掲載画像を用意する必要がある
- 返品トラブルや返金トラブル等の危険性がある
- 取引成立した品物はすべて自分で梱包・発送しなければならない
「古本買取に出す」方法
次に、「古本買取に出す」方法についてご紹介します。
ここでいう「古本買取に出す」とは、リサイクルショップや古本屋などに古本買取を依頼することを指します。
リサイクルショップと古本屋に買取を依頼した場合のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
リサイクルショップのメリット
ジャンルを問わずまとめ売りができる
例えば、家の片付けなどをして不用なものがたくさん出てきた場合には、リサイクルショップに持っていくことで、雑多な品物を一気に買い取ってもらうことができます。古本以外に売りたいものが多い時にはおすすめの方法といえます。
すぐに現金化できる
リサイクルショップでは、その場で査定・買取が行われるため、何日も査定結果を待つことはありません。
リサイクルショップのデメリット
買取を断られる場合がある
リサイクルショップは、古本以外にも多くの品物を買い取っているため、少しでも状態が悪かったり、需要が低いと判断された本は買取を断られてしまう場合があります。
買取価格が低い傾向にある
リサイクルショップのほとんどは、古本買取のプロとは限りません。そのため、古本の査定金額に関しては、マニュアルに応じて事務的に決定される場合が多いのです。そのため、希少価値の高い本やマニアへの需要が高いような本は相場よりも低い値段が提示される可能性があります。
古本屋のメリット
本の価値を見極め、適正価格で査定してくれる
古本屋では、専門的な知識を持ったスタッフが本を査定してくれるため、古本屋にとって需要が高い本やレア本であれば、高額で買い取ってもらえる場合も多いです。
また、他のところでは買取を断られてしまうようなマイナーなジャンルの本でも、古本買取を専門としている古本屋であれば、買い取ってもらえる可能性も十分にあります。
即日現金化が可能
古本屋も、その場で査定・買取するような買取方法で買い取りを依頼すれば、即日現金化が可能です。
おおよその査定金額がすぐにわかる
一部の古本屋では、無料のLINE見積もりサービスを行っています。LINE見積もりサービスとは、古本屋のLINEアカウントに買い取って欲しい古本の写真や情報を送るだけで、おおよその査定金額を事前に教えてくれるというサービスです。
古本屋のデメリット
自分で売る方法よりも買取価格が安い場合がある
古本屋で査定をしてもらうと、適正価格での査定額が提示されます。そのため、ネットオークションやフリマアプリに出品した時よりも、買取価格が低い場合も考えられます。
まとめ
古本を売る方法にはメリットとデメリットがあるので、最適な方法を選びましょう。