
ご依頼者様の声
「若い頃から夢中で集めてきた本ですが、家族に引き継ぐ者もおらず、どうしようかと悩んでいました。
近所の古本屋に持っていっても、ただの古い紙束として扱われるのが忍びなくて……。
ダイワブックサービスさんは、背表紙を見て『良い本をお持ちですね』と声をかけてくれたので、本当に分かっている人に来てもらえたと安心しました。長年の趣味を肯定してもらえたようで嬉しかったです。」
買取担当より
八尾市にお住まいのお客様より、ご自宅の書斎にある専門書の整理にて出張買取のご依頼をいただきました。
今回は「高齢になり、身の回りの物を整理(断捨離)したい」とのご相談でした。
長年、趣味で書道や篆刻(てんこく)を嗜んでこられたそうで、本棚には一般的な書店では手に入らない、専門的な印譜集や和綴じの本がぎっしりと並んでいました。
篆刻(てんこく)・印譜集の買取は専門知識が必要です
今回のように、専門的な「印譜(いんぷ)」や「法帖(ほうじょう)」が中心の場合、一般的なリサイクル古本店ではその価値が見落とされてしまうことが多々あります。
当店「ダイワブックサービス」は専門書の買取を得意としており、特に書道・東洋美術・篆刻の分野は多くの買取実績がございます。
今回は、清朝末期から近代にかけての著名な作家の印譜集が揃っておりましたので、そのコレクション性を高く評価させていただきました。
今回の主な買取書籍リスト
画像にあるような、全集や専門書をお譲りいただきました。
『鄧散木印譜(とうさんぼくいんぷ)』(第一集〜第九集など揃い)
『呉昌碩印譜(ごしょうせきいんぷ)』(初集〜第四集など)
『趙之謙印譜(ちょうしけんいんぷ)』
東京堂出版『呉昌碩自鈴印譜五種』
資料としての信頼性が高く、中古市場でも探されている方が多いお品です。
また、呉昌碩や趙之謙、徐三庚といった「西冷八家」やそれに連なる大家の資料は、時代を経ても価値が落ちにくいジャンルです。
この度は、大切にされてきた蔵書を当店に託していただき、誠にありがとうございました。次に必要とされている研究者や愛好家の方へ、責任を持って橋渡しをさせていただきます。
大阪で書道書・篆刻書の遺品整理・買取なら
書道、篆刻、水墨画、中国美術などの専門書は、一見するとボロボロに見える古い和本に数万円の価値があることも珍しくありません。 「遺品整理で価値がわからない」「重くて店まで運べない」という場合は、ぜひ専門店のダイワブックサービスへご相談ください。
八尾市はもちろん、関西全域へ直接査定に伺います。


