
ご依頼者様の声
沖縄の本ばかりなので難しいかと思いましたが、本棚のまま見ていただけました。
買取担当より
尼崎市の遺品整理で、沖縄と琉球の研究書など約700冊を出張買取
尼崎市で、沖縄と琉球の歴史や民俗の本など約700冊を、出張で買取しました。遺品整理のご依頼で、拝見したのは約1,100冊です。『おもろさうし』(日本思想大系)や伊波普猷『古琉球』、八原博通『沖縄決戦 高級参謀の手記』が並ぶ、沖縄の本ばかりの本棚でした。
尼崎市で出張買取した沖縄と琉球の本
- ご依頼者 尼崎市のお客様
- ご依頼の背景 遺品整理
- お譲りいただいた書籍 沖縄と琉球の歴史、民俗、言語の本など 約700冊(拝見したのは約1,100冊)
- 買取日 2026年9月
- 買取方法 出張買取
- 買取金額 45,000円
- 当日の対応 ハイエース1台がいっぱいになりました。
『おもろさうし』から『沖縄歴史物語』まで、沖縄の本だけで一段が埋まっていました
木の本棚の一段が、まるごと沖縄と琉球の本でした。外間守善編著『混効験集 校本と研究』(角川書店)や伊地知貞馨『沖縄志』(国書刊行会)、東恩納寛惇『尚泰侯実録』(原書房)、『おもろさうし』(日本思想大系18、岩波書店)などです。
伊波普猷『古琉球』(青磁社)は、背が茶色く古びていました。笹森儀助『南島探験』(国書刊行会)や宮城真治『古代の沖縄』(新星図書)、山里永吉『沖縄歴史物語』(勁草書房)も同じ段です。
柳田國男編『沖縄文化叢説』(中央公論社)と東恩納寛惇『南島風土記』、窪徳忠『増訂 沖縄の習俗と信仰』(東京大学出版会)もこの段にありました。立てた本の上には、仲松弥秀『神と村』と『カラー 沖縄工芸の魅力』(淡交社)が横に載せてあります。
沖縄戦と近代史の本は、別の段に固まっていました
八原博通『沖縄決戦 高級参謀の手記』(読売新聞社)と真尾悦子『いくさ世を生きて 沖縄戦の女たち』(筑摩書房)が並んでいました。第一書房の南島文化叢書は、安齋伸『南島におけるキリスト教の受容』、松下志朗『近世奄美の支配と社会』、窪徳忠『中国文化と南島』がまとまっています。宮城栄昌『琉球使者の江戸上り』も同じ並びです。

金城正篤『琉球処分論』(沖縄タイムス社)と喜舎場朝賢『琉球見聞録』(至言社)は、立てずに重ねて置いてありました。浦崎康華『逆流の中で 近代沖縄社会運動史』(沖縄タイムス社)や、黒羽清隆『十五年戦争史序説』(三省堂)のような沖縄に限らない戦争史の本も一緒です。
『八重山語彙』や『叢書わが沖縄』など、言語と民俗の本も買取しました
言語の本では、宮良當壯『八重山語彙』がありました。谷川健一編『叢書わが沖縄』は第一巻と第二巻の2冊で、第二巻の背には方言論争と書いてありました。雑誌『旅と伝説』の合本も数冊ありました。

野口武徳『沖縄池間島民俗誌』(未来社)や大宜見小太郎『小太郎の語やびら うちなあ芝居』(青い海出版社)のような、島の暮らしと芝居の本もありました。比嘉春潮『沖縄の歳月』や児島襄『太平洋戦争』のような中公新書も、同じ本棚にあります。
琉球の歴史と古典
- 『おもろさうし』日本思想大系18(岩波書店)
- 伊波普猷『古琉球』(青磁社)
- 外間守善編著『混効験集 校本と研究』(角川書店)
- 伊地知貞馨『沖縄志』(国書刊行会)
- 東恩納寛惇『尚泰侯実録』明治百年史叢書(原書房)
- 喜舎場朝賢『琉球見聞録』南島叢書(至言社)
- 笹森儀助『南島探験』(国書刊行会)
- 宮城真治『古代の沖縄』(新星図書)
- 宮城栄昌『琉球使者の江戸上り』(第一書房)
- 山里永吉『沖縄歴史物語』(勁草書房)
近代と沖縄戦
- 金城正篤『琉球処分論』(沖縄タイムス社)
- 浦崎康華『逆流の中で 近代沖縄社会運動史』(沖縄タイムス社)
- 山城善三『沖縄の世相史 明治・大正・昭和』(沖縄文教出版)
- 八原博通『沖縄決戦 高級参謀の手記』(読売新聞社)
- 真尾悦子『いくさ世を生きて 沖縄戦の女たち』(筑摩書房)
- 安仁屋政昭『沖縄戦再体験』(平和文化)
- 比嘉春潮『沖縄の歳月』(中公新書)
- 黒羽清隆『十五年戦争史序説』(三省堂)
- 高木惣吉『私観太平洋戦争』(文藝春秋)
- 児島襄『太平洋戦争』(中公新書)
民俗、言語、暮らし
- 柳田國男編『沖縄文化叢説』(中央公論社)
- 東恩納寛惇『南島風土記』
- 窪徳忠『増訂 沖縄の習俗と信仰』(東京大学出版会)
- 窪徳忠『中国文化と南島』南島文化叢書(第一書房)
- 安齋伸『南島におけるキリスト教の受容』南島文化叢書(第一書房)
- 松下志朗『近世奄美の支配と社会』南島文化叢書(第一書房)
- 野口武徳『沖縄池間島民俗誌』(未来社)
- 宮良當壯『八重山語彙』
- 谷川健一編『叢書わが沖縄』第一巻・第二巻(木耳社)
- 川田文子『琉球弧の女たち』(冬樹社)
- 仲松弥秀『神と村』
- 大宜見小太郎『小太郎の語やびら うちなあ芝居』(青い海出版社)
- 那谷敏郎文・大塚清吾写真『カラー 沖縄工芸の魅力』(淡交社)
- 『旅と伝説』の合本 数冊
歴史書や郷土資料の買取のことは、歴史書と郷土資料の買取の記事に書いています。遺品整理のときの流れは、遺品としての本の買取のご案内をご覧ください。
尼崎市では、沖縄のノンフィクションや歴史書の買取にも伺いました
尼崎市では、沖縄と憲法のノンフィクション約300冊の買取や、吉川弘文館の人物叢書など歴史書の出張買取にも伺いました。兵庫県内は約200冊から出張しています。
沖縄の本を集めた本棚を、沖縄から離れた土地で手放すときに
Q. 尼崎市で、沖縄や奄美の本ばかり1,000冊ほどあります。沖縄の郷土資料を買取していますか。
A. 買取しています。今回も沖縄と琉球の本を中心に約700冊お譲りいただきました。1,000冊あれば、出張で伺います。
Q. 遺品整理で出た本です。沖縄の本と、それ以外の戦争史の本や雑誌が同じ本棚に混ざっています。先に分けておいたほうがよいですか。
A. 分けなくて大丈夫です。今回も、戦争史の本や雑誌の合本が沖縄の本に混ざった状態で、本棚のまま拝見しました。買取できる本はこちらで選びますので、ジャンルごとに並べ直す手間は要りません。
Q. 沖縄の本のなかに、中公新書のような新書も混ざっています。新書は値段がつきますか。
A. 新書は定価が低いので、冊数があっても金額には出にくいです。今回も比嘉春潮『沖縄の歳月』のような中公新書は、単行本と一緒に拝見しました。
沖縄と琉球の本を集めたご愛蔵書の旅立ちをお手伝いし、次の読み手へつなぎます
古典の『おもろさうし』から沖縄戦の手記まで、沖縄と琉球の本が段を分けて並んだ本棚でした。尼崎市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

