【宇治市】約3,000冊の映画の本を遺品整理で出張買取 小津安二郎の研究書と『監督 山中貞雄』の函

千葉伸夫 編『監督 山中貞雄』の函と、井上和男 編『小津安二郎全集』、吉村公三郎『映画監督 書く、語る』が積まれた本の山の上
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ご依頼者様の声

映画の本が3,000冊近くあって、値段のつかない分の始末を心配していましたが、ほとんど一緒に引き上げてもらえました。小津の本の段をそのまま見てもらえたのもよかったです。

買取担当より

宇治市で、小津安二郎の研究書と『監督 山中貞雄』の函 映画の本を中心に約3,000冊を遺品整理で出張買取

宇治市で、映画の本を中心にした蔵書を約3,000冊、出張で買取しました。遺品整理のご依頼でした。小津安二郎の研究書が棚に1段分ありました。千葉伸夫編『監督 山中貞雄』の函も重ねてありました。升本喜年の松竹映画史の本と、河出書房新社の『須賀敦子全集』も別巻までそろっていました。買取金額は100,000円です。

宇治市のお客様からお譲りいただいた映画の本と全集

  • ご依頼者 宇治市のお客様
  • お譲りいただいた書籍 小津安二郎の研究書、『監督 山中貞雄』、『小津安二郎全集』、『松竹映画の栄光と崩壊』『人物・松竹映画史』、『原節子 映画女優の昭和』、『巨匠たちの伝説』、『須賀敦子全集』全8巻と別巻、長部日出雄『振り子通信』、文庫と新書、雑誌など 約3,000冊
  • 買取日 2026年10月
  • 買取方法 出張買取
  • ご依頼の背景 遺品整理
  • 買取金額 100,000円
  • 当日の対応 書棚と床の山を順に拝見し、6割ほどの本に金額をつけてお支払いしました。金額のつかなかった本も、ほとんどを一緒に引き上げました。

小津安二郎の研究書が、黒い書棚に1段分並んでいました

書棚の1段が、小津安二郎の本でした。登重樹『望郷の小津安二郎』(皓星社)、指田文夫『小津安二郎の悔恨』(えにし書房)、高橋行徳『それとは違う小津安二郎』(鳥影社)がありました。滝浪佑紀『小津安二郎 サイレント映画の美学』(慶應義塾大学出版会)と正清健介『小津映画の音』(名古屋大学出版会)は、大学出版会の研究書です。文藝別冊の『小津安二郎 永遠の映画』もありました。

志村三代子と角尾宣信が編んだ『渋谷実 巨匠にして異端』(水声社)、『監督 川島雄三』、黒澤明やマキノ雅弘の本もありました。積んだ本の上には、千葉伸夫編『監督 山中貞雄』の函と、井上和男編『小津安二郎全集』、吉村公三郎『映画監督 書く、語る』が重ねてありました。

黒い書棚の小津安二郎の研究書。『望郷の小津安二郎』『小津安二郎の悔恨』『小津安二郎 サイレント映画の美学』『小津映画の音』『渋谷実 巨匠にして異端』『監督 川島雄三』

升本喜年の松竹の本と原節子の本、別巻まで9冊の『須賀敦子全集』

松竹の本は升本喜年のものが3冊そろっていました。『松竹映画の栄光と崩壊 大船の時代』と『人物・松竹映画史 蒲田の時代』(平凡社)、『小津も絹代も寅さんも 城戸四郎のキネマの天地』(新潮社)です。城戸四郎の『日本映画傳』は、別の段にありました。

別の段には、石坂昌三『巨匠たちの伝説』の正続、千葉伸夫『原節子 映画女優の昭和』(大和書房)、児井英生『伝・日本映画の黄金時代』(文藝春秋)、横堀幸司『木下恵介の遺言』(朝日新聞社)、『対話 山田洋次 2 映画は面白いか』が並んでいました。積んであった本には西村雄一郎の『殉愛 原節子と小津安二郎』(新潮社)と『小津安二郎 僕はトウフ屋だからトウフしか作らない』もありました。映画の本をまとめて拝見した例は、京都市右京区で植草甚一スクラップ・ブックなど映画書約2,500冊を出張買取した案件にも書いています。

石坂昌三『巨匠たちの伝説』正続、城戸四郎『日本映画傳』、千葉伸夫『原節子 映画女優の昭和』、児井英生『伝・日本映画の黄金時代』、『木下恵介の遺言』が並ぶ段

映画以外では、河出書房新社の『須賀敦子全集』が第1巻から第8巻と別巻の9冊そろっていました。函には第1回配本から第9回配本までの帯が付いたままでした。須賀敦子全集 全8巻の買取価格は別のページに書いています。

もう1段には、長部日出雄の『振り子通信』正続と山田宏一『ハワード・ホークス映画読本』(国書刊行会)がありました。加太宏邦『荷風のリヨン』(白水社)と高槻真樹『映画探偵』(河出書房新社)、市川安紀『加藤武 芝居語り』(筑摩書房)も同じ段でした。床の山にはグレタ・ガルボとマレーネ・ディートリッヒの本、蓮實重彦『ジョン・フォード論』、ジャック・カーディフ『マジック・アワー』が積んでありました。文庫と新書も、棚に並んでいました。

河出書房新社『須賀敦子全集』第1巻から第8巻と別巻の函。配本の帯が付いたまま

映画と文学の主な本

書棚と床の山にあった本のうち、主なものです。

小津安二郎と監督の本

  • 千葉伸夫 編『監督 山中貞雄』(函入り)
  • 井上和男 編『小津安二郎全集』
  • 登重樹『望郷の小津安二郎』(皓星社・2017年)
  • 指田文夫『小津安二郎の悔恨 帝都のモダニズムと戦争の傷跡』(えにし書房・2015年)
  • 高橋行徳『それとは違う小津安二郎』(鳥影社・2020年)
  • 滝浪佑紀『小津安二郎 サイレント映画の美学』(慶應義塾大学出版会・2019年)
  • 正清健介『小津映画の音 物音・言葉・音楽』(名古屋大学出版会)
  • 志村三代子・角尾宣信 編『渋谷実 巨匠にして異端』(水声社・2020年)
  • 西村雄一郎『殉愛 原節子と小津安二郎』(新潮社・2012年)
  • 吉村公三郎『映画監督 書く、語る』

松竹と日本映画の歴史

  • 升本喜年『松竹映画の栄光と崩壊 大船の時代』(平凡社・1988年)
  • 升本喜年『人物・松竹映画史 蒲田の時代』(平凡社・1987年)
  • 升本喜年『小津も絹代も寅さんも 城戸四郎のキネマの天地』(新潮社・2013年)
  • 城戸四郎『日本映画傳』
  • 石坂昌三『巨匠たちの伝説』正続
  • 千葉伸夫『原節子 映画女優の昭和』(大和書房・1987年)
  • 児井英生『伝・日本映画の黄金時代』(文藝春秋・1989年)
  • 横堀幸司『木下恵介の遺言』(朝日新聞社・2000年)

外国映画、文学、音楽の本

  • 山田宏一『ハワード・ホークス映画読本』(国書刊行会)
  • 蓮實重彦『ジョン・フォード論』
  • ジャック・カーディフ『マジック・アワー』
  • 『須賀敦子全集』全8巻と別巻(河出書房新社)
  • 長部日出雄『振り子通信』正続(津軽書房)
  • 加太宏邦『荷風のリヨン』(白水社)
  • 瀬川昌久・大谷能生『日本ジャズの誕生』(青土社)

宇治市では、哲学の蔵書約3,500冊の遺品整理にも伺っています

宇治市で遺品整理の本を拝見した例では、哲学から聖書まで約3,500冊を出張買取した案件があります。木村泰賢全集など仏教学の全集約700冊の遺品整理も記事にしています。

京都府内への出張は、約300冊から伺っています。数千冊の遺品整理では、本棚と床の山の写真を数枚いただければ、車の台数と日数の見当をつけてから伺います。

宇治市で映画の本を遺品整理で手放すときに聞かれること

Q. 宇治市の家に映画の本が約3,000冊あります。値段のつかない本も一緒に引き上げてもらえますか。

A. 買取できる本が半分以上あれば、残りの引き上げもご相談ください。今回は6割ほどの本に金額がつき、残りもほとんどを一緒に引き上げました。

Q. 映画の研究書と文庫、雑誌が同じ棚に混ざっています。分野ごとに分けておく必要はありますか。

A. ありません。棚のまま拝見して、こちらで分けます。今回も小津安二郎の研究書の段と文庫の棚を、そのままの並びで見ました。

Q. 『須賀敦子全集』のように函に配本の帯が残っている全集は、帯を外してから出したほうがよいですか。

A. 外さなくて構いません。帯は付いたまま拝見します。今回の『須賀敦子全集』も、第1回配本から第9回配本までの帯が付いたまま拝見しました。

小津安二郎の研究書から須賀敦子全集まで、ご愛蔵書の旅立ちのお手伝いを終えて

小津安二郎の研究書の段と、積まれた『監督 山中貞雄』の函が、同じ関心の方の元へ渡っていきます。宇治市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

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