菊と刀

菊と刀【講談社学術文庫】

第二次世界大戦時、日本とアメリカは敵対関係でした。
その時、アメリカは日本や日本人をどのように見ていたのでしょう。
この本を読む事で、日本人が何を重んじ大事にしてきたかがわかります。

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著者ル−ス・ベネディクト
出版社講談社学術文庫
出版年月2005/5/11
ISBN/規格番号4061597086
定価1,441円

商品について

第二次世界大戦時、日本人対策の一環としてある調査が行われました。
文化人類学者であるベネディクトは、アメリカ政府からの依頼で日本を研究する事になりました。

この研究がなされた目的は、日本人の国民性を知るためのものです。
日本を降伏させ、統治するためには必要だったのです。
ですが、難点がありました。
戦争中のため、ベネディクト自身が日本に渡航する事ができなかったのです。
では、どのように彼女は日本人を研究したのでしょう。

ベネディクトは、日本に関するありとあらゆる文献を頼りに日本を理解しようとしました。
そして、在米日本人の話を聞く事でより研究を深いものにしました。
驚くべきは、その緻密な分析力です。
実際に日本に足を踏み入れていないというのに、日本人の本質をほぼ正確に捉えているのです。

日本人が古来より大切にしてきた、義理や人情、そして恥という概念はアメリカ人にとっては理解に苦しむ事でした。
なぜなら、自由と平等を大切にするアメリカ人とは真逆の考えだったからです。
日本人は、武士の時代から階層的な関係を重視してきました。
上下関係がはっきりしていて、上に対する恩や義理を守る事を常としていたのです。
更に、恥への考え方もアメリカ人とは違いました。
恩や義理を守れない事こそが、日本人にとっては恥であり耐え難いものだったのです。

アメリカ人の視点から見た日本を知る事は、現代の日本人にとっても貴重な経験となるでしょう。

                                                                                                                       2023年7月の買取価格です

著者について

著者は、アメリカの文化人類学者であるルース・ベネディクトさんです。
第二次世界大戦中は戦時情報局に勤務し、日本班チーフを任されています。

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