
ご依頼者様の声
床に積んだままで見ていただけたので助かりました。値段のつかない本もまとめて持って行っていただけて、部屋がすっかり片づきました。
買取担当より
作品と、それを論じた本が同じ山にありました 和歌山市の蔵書整理
作品と、その作品を論じた本が交互に積んでありました。和歌山市で蔵書整理の出張買取に伺い、約400冊を9,000円でお譲りいただきました。筑摩書房の『牧野信一全集』、荒正人『増補改訂 漱石研究年表』、三ツ木徳彦『文法詳解 伊勢物語精釈』。
この買取の概要
- 買取エリア 和歌山県和歌山市
- 買取方法 出張買取
- ご依頼の背景 蔵書整理
- 冊数 約400冊
- 買取金額 9,000円
- 主な分野 日本の近代文学、古典の注釈書、文芸評論
- 当日の対応 積まれた山を順に確認して査定し、値段のつかない分もあわせて積み込み、その場でお支払いまで終えました
全6巻のうち3冊だけが残っていた全集がありました
筑摩書房の『牧野信一全集』です。函の背に第一巻から第三巻とあり、第四巻から第六巻は見当たりませんでした。2002年から2003年にかけて出た全6巻のものです。
巻が抜けていても査定します。そろっているほうが評価は上がりますが、探されている巻であれば一部でも値がつきます。並べ替えていただく必要はなく、何巻があるかは当日こちらで数えます。
読むための本と、調べるための本が交互になっていました
髙樹のぶ子『小説伊勢物語 業平』の下に、三ツ木徳彦『文法詳解 伊勢物語精釈』がありました。前者は2020年の小説、後者は1965年の注釈書です。55年離れた2冊が同じ作品を扱っています。
漱石も同じでした。荒正人が16冊の書き入れ本をもとに増補した907ページの年表が、小説の隣に置かれています。作品を読んだあとで、その作品の周りを調べる。そういう順番で買われた本だと分かりました。
別の部屋には文庫と新書が床いっぱいに積まれていました。値段のつかないものも同じ車に積んでいます。
積まれていた本
全集と年表
牧野信一『牧野信一全集』第一巻から第三巻(筑摩書房)
荒正人 著 小田切秀雄 監修『増補改訂 漱石研究年表』(集英社)
古井由吉の自撰作品集
グレアム・グリーン全集
伊勢物語をめぐる本
髙樹のぶ子『小説伊勢物語 業平』(日本経済新聞出版)
三ツ木徳彦『文法詳解 伊勢物語精釈』(加藤中道館)
評論と随筆
中村光夫『近代の文学と文学者』(朝日新聞社)
中村真一郎『美神との戯れ』(新潮社)
富士正晴『パロディの精神』(平凡社)
三島由紀夫『文章読本』(中央公論社)
田辺市の700冊から岩出市の300冊まで、和歌山県で伺った6件
和歌山県はこれで7件目になります。田辺市の古本出張買取では歴史と文化史の本を約700冊、和歌山市内では心理学と児童心理学を約350冊、哲学と文化史を約300冊、陶芸の本を約300冊お譲りいただきました。橋本市は東洋磁器の美術書、岩出市は道教と精神世界の本で約300冊です。
和歌山県内は約200冊から出張で伺っています。和歌山県の古本買取は、市内でも紀南でも日程を合わせてお伺いします。
床積みと、作家ごとのまとまりについて聞かれたこと
本が床に積んであります。段ボールに詰めておくべきですか
積んだままで結構です。今回も床に積まれた状態で拝見しました。箱に詰めると背が見えなくなり、かえって確認に時間がかかります。運び出しはこちらで行いますので、動かさずにおいてください。
作家の全集と、その作家の研究書は分けたほうがよいですか
分けずにそのままで結構です。今回のように作品と研究書が交互に積まれていても、査定の手間は変わりません。むしろ並びから関心の順序が見えるので、そのままのほうが助かります。
和歌山ですが、何冊から来てもらえますか
和歌山県内は約200冊から出張で伺っています。それ未満のときは宅配買取をご案内しており、こちらは約30冊から承ります。送料は当店で負担します。県内では田辺市や橋本市、岩出市へも車を出しました。
作品と評論をそろえて読んだ本の旅立ち
小説を読んで、その周りを調べて、また読む。そういう読み方をされた方の本でした。同じ順序で読む方のもとへ送り出します。
和歌山市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。


