
ご依頼者様の声
専門的な分野の本が多いので、内容を見てもらえるところにお願いしたいと思っていました。棚の並びのまま見ていただけて、値段のつかない本まで運んでもらえたので助かりました。
買取担当より
グリーフケアと死生学の蔵書 約180冊を大阪市東淀川区で出張買取しました
悲嘆をケアする側の本と、日本人が死をどう扱ってきたかの歴史の本が、同じ棚に並んでいました。大阪市東淀川区の蔵書整理で、坂口幸弘『悲嘆学入門』や島薗進『ともに悲嘆を生きる』など約180冊を出張買取しています。買取金額は13,000円でした。
大阪市東淀川区 グリーフケアと死生学の本 約180冊の出張買取
- ご依頼者 大阪市東淀川区のお客様
- お譲りいただいた書籍 坂口幸弘『悲嘆学入門』、島薗進『ともに悲嘆を生きる』、佐藤弘夫『死者のゆくえ』など約180冊
- 買取日 2026年8月20日
- お伺い先 大阪市東淀川区のご自宅
- 買取方法 出張買取
- 買取金額 13,000円
- 当日の対応 棚の前で内容を確認しながら査定し、その場でお支払いしてから梱包と積み込みまで行いました
ケアする側の本が棚の中心でした
グリーフケアと悲嘆学の本が、棚のいちばん取りやすい場所に固まっていました。坂口幸弘『悲嘆学入門 死別の悲しみを学ぶ』(昭和堂)と、島薗進『ともに悲嘆を生きる グリーフケアの歴史と文化』(朝日選書)です。
悲嘆学は、死別による悲しみを学問として扱う分野です。日本では書き手が限られており、版元も学術系にかたよります。
読んで慰められるための本ではありませんでした。
悲嘆学の隣に中世史が並んでいました
同じ棚の続きに、日本人が死をどう扱ってきたかを追った歴史の本がありました。佐藤弘夫『死者のゆくえ』(岩田書院)は、風葬の光景、カミとなる死者、納骨する人々と章が進みます。細川涼一『死と境界の中世史』(洋泉社)は、中世の葬送と被差別民を扱ったものです。
臨床の本と歴史の本が、分けられずに並んでいました。いま目の前の人にどう向き合うかと、この国が昔どうしてきたかを、同じ問いとして追った並び方です。
網野善彦の対談集『「日本」をめぐって』も同じ場所にありました。田中優子、樺山紘一、成田龍一、三浦雅士、姜尚中、小熊英二の6人との対談を収めた本です。
お譲りいただいた主な本
グリーフケア・悲嘆学
- 坂口幸弘『悲嘆学入門 死別の悲しみを学ぶ』(昭和堂)
- 島薗進『ともに悲嘆を生きる グリーフケアの歴史と文化』(朝日新聞出版)
死生観と歴史
- 佐藤弘夫『死者のゆくえ』(岩田書院)
- 細川涼一『死と境界の中世史』(洋泉社)
- 網野善彦『網野善彦対談集 「日本」をめぐって』(講談社)
臨床心理
- リュディア・フェルナンデス『樹木画テストの読みかた 性格理解と解釈』阿部惠一郎 訳(金剛出版)
臨床心理の本にどんな値がつくかは、心理学書の買取で何を見ているかにまとめています。
東淀川区をふくむ大阪市内へ伺っています
大阪市内では、東住吉区で鉄道の本を段ボール15箱、平野区で真言密教と梵字の本を約500冊、阿倍野区でシュタイナーと人智学の本をお譲りいただいています。天王寺区でも引越にともなう整理で伺いました。
東淀川区は今回が初めてです。
大阪営業所は豊中市にありますので、淀川をはさんだ北側の区へは短い時間で伺えます。日程はご都合に合わせます。
査定のときにお答えしたこと
グリーフケアや悲嘆学の本は買取してもらえますか
買取しています。今回も坂口幸弘『悲嘆学入門』と島薗進『ともに悲嘆を生きる』を含めてお譲りいただきました。悲嘆学は分野として新しく、書き手も版元も限られます。学術系の版元から出たものが中心でしたので、まとめて査定しました。
心理検査の解説書もありますが、あわせて見てもらえますか
拝見します。今回は樹木画テストの解釈書がありました。心理検査の解説書は金剛出版や北大路書房のような専門の版元から出ており、一般の書店にはあまり並びません。他の本と分けずに、そのままの並びで結構です。
値段のつかない本も一緒に持って行ってもらえますか
引き上げています。値のつく本だけを抜いて残りを置いていくと、かえって片づけの手間が増えますので、まとめてお引き受けする形にしています。処分の費用はいただきません。
学びの跡が残る蔵書を次の方へつなぐ
悲嘆学の入門書から中世の葬送まで、ひとつの問いを違う角度から追った棚でした。大阪市東淀川区より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

