
ご依頼者様の声
遺品整理で、棚に入れたまま見てもらえました。その日のうちに運び出してもらえて助かりました。
買取担当より
潁原退蔵著作集と新潮日本古典集成、武田泰淳全集が、ガラス戸の書棚に入っていました
滋賀県野洲市で、遺品整理のご相談により、日本文学の個人全集と古典の注釈書 約1,300冊を出張買取しました。潁原退蔵著作集(中央公論社)、新潮日本古典集成(新潮社)、増補 武田泰淳全集(筑摩書房)、澤瀉久孝『萬葉集注釋』(中央公論社)がありました。
今回の買取
- ご依頼者 野洲市にお住まいの方
- お譲りいただいた書籍 近代文学の個人全集と著作集、古典文学の注釈書と研究書、民俗学の大系と近代史の通史
- 買取日 2026年9月
- お伺い先 野洲市
- 買取方法 出張買取
- 冊数 約1,300冊
- 買取金額 80,000円
- 当日の対応 ガラス戸の書棚を棚ごとに拝見し、全集は背の巻数で抜けを確かめました。金額をお伝えしてお支払いし、箱に詰めてその日のうちに運び出しました
潁原退蔵著作集の第十四巻から別巻までと、中野好夫集、大田南畝全集が同じ棚にありました
潁原退蔵著作集(中央公論社・全20巻と別巻)は、第十四巻から第二十巻と、別巻の索引・年譜がありました。同じ棚に中野好夫『蘆花徳冨健次郎』と中野好夫集(筑摩書房・全11巻)、大田南畝全集(岩波書店・全20巻)の第十三巻から第二十巻が入っていました。
木下順二集(岩波書店)、中野好夫『司馬江漢考』(新潮社)、富士川英郎『菅茶山』(福武書店)、森銑三『一代男新考』、安東次男『続風狂始末』、稲垣達郎学芸文集 全3巻(筑摩書房)、定本 廣津柳浪作品集 上下と別巻(冬夏書房)も、この棚の本です。
日本民俗文化大系(小学館)は、『風土と文化』や『総索引』など、黄色の背で並んでいました。能勢朝次『世阿弥十六部集評釈』上下(岩波書店)、森銑三『明治東京逸聞史』1・2(平凡社 東洋文庫)、石川啄木全集(筑摩書房・全8巻)、中島敦全集(筑摩書房)、森銑三著作集 続編(中央公論社)もありました。
新潮日本古典集成が25冊ほど、萬葉集注釋と角川書店の全注釈叢書も並んでいました
新潮日本古典集成(新潮社)は25冊ほどありました。太平記一から四、徒然草、とはずがたり、歎異抄 三帖和讃、古今著聞集上下、建礼門院右京大夫集、金槐和歌集、平家物語下です。
芭蕉句集と芭蕉文集、近松門左衛門集、浄瑠璃集、雨月物語、春雨物語、与謝蕪村集、本居宣長集もありました。誹風柳多留、浮世床、東海道四谷怪談、三人吉三廓初買まで、近世の巻が多くありました。橙色の帯が残っている巻が多かったです。
澤瀉久孝『萬葉集注釋』(中央公論社)は、巻ごとの本のほかに、本文篇と索引篇がありました。野間光辰『西鶴新新攷』(岩波書店)と『刪補 西鶴年譜考證』(中央公論社)、『近世芸苑譜』、燕石十種と新燕石十種(中央公論社)、全集 樋口一葉(小学館)も、この棚にありました。
角川書店の日本古典評釈・全注釈叢書(古典を一作ごとに注釈したシリーズ)は、玉上琢弥『源氏物語評釈』第十二巻と『源氏物語研究』別巻一、『紫式部日記全注釈』上下、『雨月物語評釈』、『土佐日記全注釈』、『好色一代男全注釈』上下がありました。
増補 武田泰淳全集の橙色の函と、野上弥生子全集、中江兆民全集、貝塚茂樹著作集
増補 武田泰淳全集(筑摩書房・全18巻と別巻)は橙色の函で、第十三巻から第十八巻と別巻、埴谷雄高 編『増補 武田泰淳研究』がありました。野上弥生子全集(岩波書店)は、第二十三巻と別巻一・二を含む後半の巻がありました。中江兆民全集(岩波書店・全17巻と別巻)は第十五巻から第十七巻と別巻です。
中村幸彦著述集(中央公論社・全15巻)は第一巻から第六巻、野間宏作品集(岩波書店・全14巻)は第四巻から第十四巻がありました。貝塚茂樹著作集(中央公論社・全10巻)は『中国古代の社会制度』から『孫文と毛沢東』までです。三宅雪嶺『同時代史』全6巻(岩波書店)と小西甚一『日本文藝史』全5巻(講談社)は、巻がそろっていました。
近世文学と古典の研究書が中心の棚でした。
今回の主な書籍
近代文学の個人全集と著作集
- 潁原退蔵著作集 第十四巻から別巻(中央公論社)
- 増補 武田泰淳全集(筑摩書房)、埴谷雄高 編『増補 武田泰淳研究』
- 野上弥生子全集、中江兆民全集、大田南畝全集(岩波書店)
- 中野好夫集(筑摩書房)、中野好夫『蘆花徳冨健次郎』『司馬江漢考』
- 野間宏作品集、木下順二集(岩波書店)
- 石川啄木全集、中島敦全集(筑摩書房)
- 定本 廣津柳浪作品集 上下と別巻(冬夏書房)
古典文学の注釈と研究
- 新潮日本古典集成 25冊ほど(新潮社)
- 澤瀉久孝『萬葉集注釋』本文篇・索引篇付き(中央公論社)
- 日本古典評釈・全注釈叢書(角川書店) 源氏物語評釈、紫式部日記全注釈 上下、土佐日記全注釈、好色一代男全注釈 上下
- 中村幸彦著述集(中央公論社)
- 野間光辰『西鶴新新攷』(岩波書店)、『刪補 西鶴年譜考證』(中央公論社)
- 燕石十種、新燕石十種(中央公論社)
- 能勢朝次『世阿弥十六部集評釈』上下(岩波書店)、稲垣達郎学芸文集 全3巻(筑摩書房)
- 全集 樋口一葉(小学館)
民俗学と歴史
- 日本民俗文化大系(小学館)
- 貝塚茂樹著作集(中央公論社)
- 三宅雪嶺『同時代史』全6巻(岩波書店)
- 小西甚一『日本文藝史』全5巻(講談社)
- 森銑三著作集 続編(中央公論社)、森銑三『明治東京逸聞史』1・2(平凡社 東洋文庫)
野洲市の記事は今回が初めてです。滋賀県は京都営業所から約300冊で伺います
今回は約1,300冊で、京都営業所が担当しました。滋賀の記事は、草津市で落語のCD500枚と本300冊を買取した案件と東近江市で昭和の大百科など約300冊を買取した案件があります。
文学の全集がまとまった棚は、神戸市北区で高村光太郎選集と小林秀雄全集など約1,000冊を買取した案件でも拝見しました。和歌山市で牧野信一全集など近代文学の研究蔵書約400冊を買取した案件も、研究書の多い蔵書でした。今回は、注釈書と研究書の割合がさらに高い棚です。
函入りの全集の運び出しと月報の欠け、野洲市への出張で聞かれたこと
Q. 野洲市で函入りの全集が約1,300冊あります。重いので、棚から出しておく必要はありますか。
A. 要りません。棚に入ったまま拝見し、運び出しは当店で行います。今回も函入りのまま拝見しました。
Q. 全集の函がないものや、月報が抜けているものがあります。そのままで大丈夫ですか。
A. 大丈夫です。函や月報がなくても拝見します。本体の巻がそろっているかを先に数え、月報はそのあとで確かめます。
Q. 滋賀県野洲市ですが、京都営業所から来てもらえますか。何冊からですか。
A. 伺います。滋賀県は約300冊から出張していて、野洲市は京都営業所の担当です。
日本文学の全集と古典の注釈書を次の読み手へつなぐ 野洲市
ガラス戸の書棚に、近世文学の著作集と古典の注釈書が段ごとに入っていました。潁原退蔵著作集から萬葉集注釋まで、研究書が中心の蔵書でした。次の読み手と研究者へ渡していきます。
野洲市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。



