
ご依頼者様の声
仏教の本と、生き方について書かれた本が、長い年月のうちに増えていました。蔵書整理を考えていたところで、本棚ごと見てもらえて手元が片づきました。
買取担当より
藤井寺市の本棚から、仏教と生き方の本 約500冊
藤井寺市で、仏教と生き方の本を約500冊、出張で買取しました。蔵書整理のご依頼です。山折哲雄や玄侑宗久、瀬戸内寂聴、梅原猛の本がまとまって並び、須藤功『葬式 あの世への民俗』のように弔いの民俗を扱った本もありました。
藤井寺市のお客様からお譲りいただいた仏教と生き方の本
- ご依頼者 藤井寺市のお客様
- お譲りいただいた書籍 仏教の随筆と宗教学の本、禅と観音の本、生き方を語った随筆、葬送の民俗の本など 約500冊
- 買取日 2026年9月
- 買取方法 出張買取
- ご依頼の背景 蔵書整理
- 当日の対応 本棚を見せていただき、査定の結果はその日のうちにお知らせしました。ご了承のあとにお支払いし、本は箱に詰めて当店の車に積みました。
山折哲雄の本が、ひとつの段にまとまっていました
本棚のひとつの段は、山折哲雄の本でほぼ埋まっていました。『愛欲の精神史』や『近代日本人の美意識』、『涙と日本人』のように、日本人の心のありようを扱った本が中心です。
小学館の「山折哲雄セレクション 生きる作法」は、1巻の『無常の風に吹かれて』と2巻の『生老病死の人生八十年』がありました。河合隼雄や加賀乙彦らと語り合った『宗教を知る人間を知る』も、すぐ横に並んでいました。
一段下には、瀬戸内寂聴の『奇縁まんだら』の続と続の二、終りの3冊と、梅原猛の本が何冊も並んでいました。『奇縁まんだら』は、横尾忠則が絵を添えたシリーズです。
山田風太郎の『風山房風呂焚き唄』や『秀吉はいつ知ったか』、水上勉の『精進百撰』と『骨壺の話』、瀬戸内寂聴の『いのち』は、別の本棚にありました。山折哲雄の『「ひとり」の哲学』もありました。

玄侑宗久と西村公朝、禅と観音の本が並んだ段
臨済宗の僧で作家の玄侑宗久の本は、6冊が続けて並んでいました。『阿修羅』や『釈迦に説法』、『観音力』、養老孟司との対談『脳と魂』などです。
仏師の西村公朝による『西村公朝が語る般若心経のこころ』と、清水寺の貫主の森清範『一文字説法 観音のこころ』も、この段にありました。佐藤卓己と苅部直の『物語 岩波書店百年史』の2巻と3巻、中野孝次『なにを遺せますか』、丸谷才一や大岡信らの連句を収めた『とくとく歌仙』も入っていました。
末木文美士の『日本仏教の可能性』と『思想としての仏教入門』は、須藤功『葬式 あの世への民俗』や辰濃和男『四国遍路』と同じ段にありました。

仏教と民俗、随筆の主な書名
本棚から出てきた本のうち、主なものです。
山折哲雄と宗教学
- 山折哲雄『愛欲の精神史』(小学館)
- 山折哲雄『近代日本人の美意識』(岩波書店)
- 山折哲雄『涙と日本人』(日本経済新聞社)
- 山折哲雄『悲しみの精神史』(PHP研究所)
- 山折哲雄『山折哲雄セレクション 生きる作法』1巻・2巻(小学館)
- 河合隼雄ほか『宗教を知る人間を知る』(講談社)
- 中村元『中村元「老いと死」を語る』(麗澤大学出版会)
禅と観音、仏教の入門
- 玄侑宗久『阿修羅』(講談社)
- 玄侑宗久『釈迦に説法』(新潮社)
- 玄侑宗久『観音力』(PHPエディターズ・グループ)
- 養老孟司・玄侑宗久『脳と魂』(筑摩書房)
- 西村公朝『西村公朝が語る般若心経のこころ』(ほるぷ出版)
- 森清範『一文字説法 観音のこころ』(佼成出版社)
- 末木文美士『日本仏教の可能性』(春秋社)
- 末木文美士『思想としての仏教入門』(トランスビュー)
随筆と生き方
- 瀬戸内寂聴『奇縁まんだら』(日本経済新聞出版社)
- 中野孝次『なにを遺せますか』(日本経済新聞社)
- 山田風太郎『風山房風呂焚き唄』(筑摩書房)
- 水上勉『精進百撰』(岩波書店)
- 水上勉『骨壺の話』(集英社)
- 板橋興宗『猫は悩まない』(時鐘舎)
葬送と民俗
- 須藤功『葬式 あの世への民俗』(青弓社)
- 辰濃和男『四国遍路』(岩波書店)
- 佐保美恵子『千の風にいやされて』(講談社)
- 宮脇昭『鎮守の森』(新潮社)
本と出版の歴史
- 佐藤卓己・苅部直『物語 岩波書店百年史』2巻・3巻(岩波書店)
- 丸谷才一ほか『とくとく歌仙』(文藝春秋)
仏教の本の実額は、『仏教説話大系』全40巻の14,400円や、春秋社『中村元選集』全23巻の4,000円のページに出しています。
藤井寺市での出張買取は、約200冊から伺います
藤井寺市は大阪府の南河内地域にあり、市の名は西国三十三所の札所である葛井寺からきています。大阪府内への出張は本が約200冊からで、今回は本棚の約500冊でした。
同じ藤井寺市では、中国の歴史や文化史の本 約400冊も買取しています。
お寺の本や随筆をお持ちの方からの質問
Q. 山折哲雄や梅原猛のように、同じ著者の本が多い本棚です。いまの並びのまま見てもらえますか。
A. はい、今回も山折哲雄の本はひとつの段にまとまっていて、並べ替えずに拝見しました。
Q. 葬送や看取りについて書かれた本も、一緒に買い取ってもらえますか。
A. はい、一緒に買い取ります。今回も須藤功『葬式 あの世への民俗』や佐保美恵子『千の風にいやされて』が、末木文美士の仏教の入門書のそばにありました。
Q. 藤井寺市で出張を頼むとき、本は本棚に入れたままでよいですか。
A. そのままで大丈夫です。本棚から出して箱に詰め、車に積むところまで当店でいたします。
仏教と生き方の本、ご愛蔵書の旅立ちのお手伝いを終えて
山折哲雄と玄侑宗久の本が、それぞれ段ごとにまとまっている蔵書でした。藤井寺市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

