
ご依頼者様の声
函入りの全集が棚に何本分もありました。棚に並んだまま巻の抜けまで調べてもらえて、箱詰めも車1台分の運び出しもお任せできました。
買取担当より
京都市南区で、中村元選集 決定版40冊と折口信夫全集など函入りの全集約3,000冊を遺品整理で出張買取
京都市南区で、函入りの個人全集を中心に約3,000冊、遺品整理で出張買取しました。スチール棚2本が全集で埋まっていて、春秋社『中村元選集 決定版』が本巻32冊と別巻8冊の計40冊そろい、中央公論社『折口信夫全集』の紺の函が本巻から別巻まで並んでいました。ほかに『田中美知太郎全集』『渡辺一夫著作集』『網野善彦著作集』『ソクラテス以前哲学者断片集』が並び、別の棚には翻訳文学と音楽の本がありました。
京都市南区のお客様からお譲りいただいた全集の蔵書
- ご依頼者 京都市南区のお客様
- お譲りいただいた書籍 春秋社『中村元選集 決定版』全32巻と別巻8、中央公論社『折口信夫全集』、筑摩書房『田中美知太郎全集』『渡辺一夫著作集』、岩波書店『網野善彦著作集』『ソクラテス以前哲学者断片集』、ブローデル『物質文明・経済・資本主義』、中村元編『原始仏典』『大乗仏典』、タブッキ、『ベケット戯曲全集』、モーツァルトとフルトヴェングラーの本、『ユング自伝』、サイエンス・マスターズなど 約3,000冊
- 買取日 2026年10月
- 買取方法 出張買取
- 買取金額 300,000円
- ご依頼の背景 遺品整理
- 当日の対応 棚に並んだまま全集の巻数を確かめ、金額をお伝えしました。箱に詰めて車1台分を運び出しました。
中村元選集 決定版が本巻32冊と別巻8冊の40冊、折口信夫全集が紺の函で並んでいました
右のスチール棚は、上の2段と3段目の左半分が春秋社の『中村元選集 決定版』でした。第1巻『インド人の思惟方法』から第32巻『現代インドの思想』までと、別巻の『古代思想』『普遍思想』『中世思想』『近代思想』『東西文化の交流』『聖徳太子』『近世日本の批判的精神』『日本宗教の近代性』の8冊で、合わせて40冊です。白い函に「新編集による決定版選集」の帯が残っている巻がほとんどでした。
3段目の右半分と4段目が、中央公論社の『折口信夫全集』です。紺の函に白い字で、第1巻『古代研究 国文学篇』から第32巻までが番号順に並び、第34巻から第37巻と別巻3冊は低い棚にありました。帯は巻ごとに色が違い、第34巻と第35巻は中央公論社、第36巻と第37巻は中央公論新社と、途中で社名が変わっています。
中村元の選集には1964年からの全23巻の版もあり、棚にあったのは1988年から1999年にかけて出た決定版のほうです。函の背に「決定版」と入っています。

左の棚のソクラテス以前哲学者断片集や渡辺一夫著作集から、翻訳文学と音楽の棚まで
左のスチール棚は、ギリシア哲学とフランス文学と歴史学の全集でした。岩波書店『ソクラテス以前哲学者断片集』は第I分冊から第V分冊と別冊の6冊がそろい、筑摩書房『渡辺一夫著作集』の1から14が続きます。筑摩書房『田中美知太郎全集』は、函の背が26冊分並んでいました。
フェルナン・ブローデルの『物質文明・経済・資本主義 15-18世紀』(みすず書房)は、『日常性の構造』『交換のはたらき』『世界時間』の各1と2で6冊ありました。歴史の本では、宮下志朗『本の都市リヨン』(晶文社)、阿部謹也『甦える中世ヨーロッパ』、マルク・ブロック『フランス農村史の基本性格』、『ヨーロッパ中世世界の構造』などがありました。
ほかに筑摩書房『ヴァレリー全集 カイエ篇』と法政大学出版局『ベルクソン講義』の函、下村寅太郎と高田博厚の著作集、比嘉康雄『神々の原郷 久高島』がありました。

もう1本の低い棚には、岩波書店『網野善彦著作集』が第2巻から第18巻と別巻の18冊、白い函で並んでいました。折口信夫全集の第34巻から第37巻と別巻3冊も、この棚にありました。辻邦生『西行花伝』(新潮社)、中村元編『原始仏典』『大乗仏典』(筑摩書房)、稲垣史生『時代考証事典』(新人物往来社)などもありました。

全集の棚とは別に、翻訳文学と音楽の棚がもう1本ありました。タブッキ『インド夜想曲』、『ベケット戯曲全集』の1と2(白水社)、ピエール・ルヴェルディ『詩法』、デュラス『愛人』のような白水社とみすず書房の訳書がありました。
音楽の本は、吉田秀和『レコードのモーツァルト』『音楽を語る友へ』、小松雄一郎『ベートーヴェン 第九』、フルトヴェングラーの『音楽ノート』と評伝などです。別の棚に、河合隼雄『ユング心理学と仏教』、『ユング自伝』1と2(みすず書房)、草思社のサイエンス・マスターズが十数冊ありました。
インド哲学と民俗学の全集、ギリシア哲学、フランス文学、音楽の主な本
棚に並んでいた本のうち、主なものです。
個人全集と著作集
- 中村元『中村元選集 決定版』全32巻と別巻8 計40冊(春秋社)
- 折口信夫『折口信夫全集』本巻と別巻(中央公論社・中央公論新社)
- 『田中美知太郎全集』(筑摩書房)
- 『渡辺一夫著作集』1〜14(筑摩書房)
- 『網野善彦著作集』第2〜18巻と別巻(岩波書店)
- 内山勝利 編『ソクラテス以前哲学者断片集』第I〜V分冊と別冊(岩波書店)
歴史と思想
- フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義 15-18世紀』日常性の構造・交換のはたらき・世界時間 各1・2(みすず書房)
- 宮下志朗『本の都市リヨン』(晶文社)
- 中村元 編『原始仏典』『大乗仏典』(筑摩書房)
- 稲垣史生『時代考証事典』(新人物往来社)
翻訳文学と音楽、心理学
- 辻邦生『西行花伝』(新潮社)
- 『ベケット戯曲全集』1・2(白水社)
- 吉田秀和『レコードのモーツァルト』、小松雄一郎『ベートーヴェン 第九』
- C.G.ユング『ユング自伝』1・2(みすず書房)
- サイエンス・マスターズ(草思社)
京都市では、南伝大蔵経や哲学の蔵書も出張で拝見しています
京都市では、右京区で南伝大蔵経全巻など仏教と心理学の学術書を段ボール30箱で出張買取した案件を記事にしています。哲学の蔵書を遺品整理で拝見した例は、宇治市の約3,500冊の案件です。
京都市内へは、約300冊から伺っています。今回のように全集が棚に何本分もあるときは、巻の抜けはこちらで見ますので、番号順に並べ替えておかなくて結構です。
京都市南区で個人全集の蔵書を手放すときに聞かれること
Q. 京都市南区の家に、中村元選集や折口信夫全集のような函入りの全集が棚に何本分もあります。巻数を数えていなくても見てもらえますか。
A. 数えていなくて結構です。今回も棚に並んだまま、こちらで巻の抜けを確かめました。巻の確認は当日こちらでしますので、番号順に並べ替えていただく必要もありません。
Q. 折口信夫全集の帯に、中央公論社と中央公論新社の2つの社名があります。途中で社名が変わった全集でも、そろいとして買取の対象ですか。
A. 対象です。今回は第34巻と第35巻が中央公論社、第36巻と第37巻が中央公論新社でした。刊行中に版元の社名が変わっただけで、同じ全集です。
Q. 全集のほかに、翻訳文学や音楽、心理学の単行本が別の棚にあります。ジャンルが違っても一緒に見てもらえますか。
A. 一緒に拝見します。今回も全集の棚とは別に、タブッキやベケットの訳書、フルトヴェングラーの本、『ユング自伝』が並ぶ棚があり、まとめて買取しました。
中村元選集 決定版の40冊と折口信夫全集から、ご愛蔵書の旅立ちのお手伝いを終えて
函入りの全集が並ぶ棚を、そのまま拝見しました。京都市南区より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

