数寄屋建築集成の8冊が背を並べ、その左に木口の年輪を写した銘木集の平たい函が立てて置かれている

数寄屋建築集成 全9巻揃【小学館】中村昌生 監修 銘木集・総合作例集ほか

小学館『数寄屋建築集成』全9巻揃の参考買取価格は12,000円です。数寄屋建築の作例を写真と図で集めた大型本で、1978年9月から1985年12月まで7年かけて刊行されました。監修は茶室研究の中村昌生。門から玄関、座敷、茶室、露地、細部の技法、そして建築用材の銘木までを扱います。

参考買取価格12,000円

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買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者中村昌生
出版社小学館
出版年月1978年9月から1985年12月
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル専門書・学術書建築書・建築史茶道・華道和本・古典籍・稀覯書

商品について

この本について

  • 書名 数寄屋建築集成
  • 構成 全9巻揃(本巻5巻と別巻4巻)
  • 監修 中村昌生
  • 解説 中村昌生、西澤文隆、早川正夫、彦谷邦一
  • 版元 小学館
  • 刊行 1978年9月から1985年12月
  • 参考買取価格 12,000円

『数寄屋建築集成』はどんな本ですか

数寄屋建築の作例を写真と図で集めた大型本です。小学館が1978年から1985年まで、7年かけて9巻を出しました。

全体を通しての監修は中村昌生。解説には西澤文隆、早川正夫、彦谷邦一が加わります。

扱う範囲が広い本です。門から入って、玄関、座敷、茶室、露地と進み、細部集では濡れ縁、手摺り、渡り廊下、寄付、腰掛待合、塀、軒、戸袋まで下りていきます。最後の『銘木集』は建物ではなく材のほうで、数寄屋に使う木と銘竹を扱います。

作例集ですので、図版が主体です。

巻の数え方が分かりにくい本です

本巻が5巻、別巻が4巻という組み方です。ただし細部集は3冊、総合作例集は2冊に分かれているため、背表紙を見ただけでは何巻あるのかが分かりません。

そろっているかの見分け方

  • 『数寄屋門』1978年9月
  • 『茶室と露地』1979年5月
  • 『玄関と座敷』1980年
  • 『総合作例集 京都編』『総合作例集 全国編』1981年 (2冊)
  • 『細部集 床の意匠』1983年6月
  • 『細部集 座敷の構成』1983年11月
  • 『細部集 外廻りの技法』1984年
  • 『銘木集』1985年12月 (大型で平たい函。ほかの8冊と形が違います)

背には「数寄屋建築集成」と各巻の書名、監修または編集として中村昌生の名、下に小学館が入ります。細部集の3冊は書名の上に「細部集」、総合作例集の2冊は書名の下に「京都編」「全国編」と付きます。

『銘木集』は函の形が違うので、棚の別の場所に置かれていることがあります。8冊しか見当たらないときは、大型本の並びも見てください。

監修は茶室研究の中村昌生です

中村昌生は1927年に名古屋で生まれました。1947年に彦根工業専門学校の建築科を出て京都大学工学部で学び、1949年に助手。1962年に京都工芸繊維大学の助教授、1973年に教授になっています。

1962年に「初期茶室の研究序説」で京都大学から工学博士。1970年に茶室の研究で日本建築学会賞、1991年には白鳥庭園の「清羽亭」の設計で日本芸術院賞を受けました。2018年11月5日に91歳で亡くなっています。

研究する側と設計する側の両方に立った人です。

状態で見るところ

函が布張りに近い風合いのもので、水気を吸うと跡が残ります。棚の上段より、床に近い側に置かれていたものに出やすい傷み方です。

『銘木集』の函は平たく面積が大きいため、上に物を置かれると中央がたわみます。

本体は図版が主体で紙が厚く、1冊あたりの重さがあります。9冊まとめて棚板に載せると、板のほうが先にたわむことがあります。

函に傷みがあっても、9巻そろっていれば査定します。

買取について

『数寄屋建築集成』全9巻揃の参考買取価格は12,000円です。金額は2026年8月に調べた実売をもとにしています。函の状態と時期によって上下します。

奈良市では、建築家として仕事をされた方の書庫から段ボール40箱の建築書をお譲りいただきました。数寄屋や茶室の本は、建築の棚と茶道の棚のどちらにも置かれます。

巻が抜けている場合もご相談ください。細部集の3冊だけ、総合作例集の2冊だけという形でも見ます。茶室や露地の本、茶道具の解説書が同じ棚にあれば、あわせて拝見します。

著者について

中村昌生(なかむら まさお)は1927年、名古屋の生まれ。1947年に彦根工業専門学校の建築科を卒業し、京都大学工学部で学んで1949年に助手となりました。1962年に京都工芸繊維大学の助教授、1973年に教授。同じ1962年に「初期茶室の研究序説」で京都大学から工学博士を受けています。1970年に茶室の研究で日本建築学会賞、1991年には白鳥庭園の「清羽亭」の設計で日本芸術院賞を受賞しました。京都工芸繊維大学名誉教授。2018年11月5日に91歳で亡くなっています。研究と設計の両方に立った、茶室と数寄屋建築の第一人者です。

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