【奈良市】村野藤吾作品集や丹下健三 桂など建築家の蔵書 段ボール40箱を出張買取

村野藤吾・丹下健三
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ご依頼者様の声

父が建築の仕事をしておりまして、長年にわたって少しずつ集めた本が書庫に納まりきらないほどになっていました。
家族で整理を進めるなかで、専門的な本ばかりですので一般の古本屋さんでは扱いが難しいだろうと思い、ご相談させていただきました。
蔵書を丁寧に扱ってくださり、来てくださって本当によかったです。

買取担当より

建築の造形と文字の造形が、同じ書庫に並んでいました

奈良市で、建築家として仕事をされたお父様の蔵書を段ボール40箱お譲りいただきました。『村野藤吾作品集 TOGO MURANO』(新建築社)の隣に、白川静の字書と石川九楊の書史が並んでいます。ハイエースの荷室がほぼ満載になりました。

村野藤吾作品集の白い装丁と丹下健三の大判の作品集が、書棚の同じ段に隣り合って並ぶ

奈良市 建築家の蔵書 段ボール40箱の出張買取

  • ご依頼者 奈良市のお客様(建築家として仕事をされたお父様のご遺族)
  • お譲りいただいた書籍 村野藤吾と丹下健三の作品集、白川静の字書、石川九楊の書史など段ボール40箱
  • お伺い先 奈良市内のご自宅の書庫
  • ご依頼の背景 遺品整理
  • 買取方法 出張買取
  • 当日の対応 書庫で内容を確認しながら査定し、その場で梱包してハイエースへ積み込みました

床から天井まで、書庫の壁が本で埋まっていました

書庫に入ると、床から天井まで棚が組んであり、そこが全部埋まっていました。建築、美術、書道の三つが並んでいます。

棚を見て最初に思ったのは、建物の形をあつかった本と、文字の形をあつかった本が、同じ人の手で集められているということでした。

村野藤吾の白い装丁の作品集の隣が、白川静の字書でした。

中央公論社の同じ造本が2冊、並んでいました

建築の側でまとまっていたのは、村野藤吾と丹下健三でした。『村野藤吾作品集 TOGO MURANO 1928-1963』と『1964-1974』(どちらも新建築社)が揃いで入っています。白い革装の重い造本です。

丹下健三は、川添登との編著『現実と創造 丹下健三 1946-1958』と『技術と人間 丹下健三+都市・建築設計研究所 1955-1964』(美術出版社)が並んでいました。

目を引いたのは、その隣の2冊です。丹下健三 文、石元泰博 写真の『桂 日本建築における伝統と創造』と、伊藤ていじ 文、岩宮武二 写真の『日本の庭 An Approach to Nature』。どちらも中央公論社で、造本を亀倉雄策が手がけています。『日本の庭』は『桂』『伊勢』に続く3冊目にあたります。

同じ系列でそろえて買われた並び方でした。

海外のものでは『THE PHAIDON ATLAS OF CONTEMPORARY WORLD ARCHITECTURE』(Phaidon Press)。世界の現代建築を一望する大判の図録です。

PHAIDON ATLAS など世界の現代建築を収めた大判の図録が、厚い背を見せて書棚に並ぶ

棚の別のブロックが、文字の造形でした。白川静の『字統』『新訂字統』『字通』『字訓』(平凡社)が揃いで入っています。石川九楊は『日本書史』(名古屋大学出版会)、『中國書史』(京都大学学術出版会)、編著の『蒼海 副島種臣書』(二玄社)。神田喜一郎『中国書道史』(岩波書店)もありました。

白川静『字統』『新訂字統』『字通』『字訓』が、背をそろえて書棚の一段に並んでいる

お譲りいただいた主な本

建築家の作品集

  • 『村野藤吾作品集 TOGO MURANO 1928-1963』『1964-1974』(新建築社)
  • 丹下健三、川添登 編著『現実と創造 丹下健三 1946-1958』(美術出版社)
  • 丹下健三、川添登 編著『技術と人間 丹下健三+都市・建築設計研究所 1955-1964』(美術出版社)
  • 『THE PHAIDON ATLAS OF CONTEMPORARY WORLD ARCHITECTURE』(Phaidon Press)

中央公論社の大型写真集

  • 丹下健三 文、石元泰博 写真『桂 日本建築における伝統と創造』(中央公論社)
  • 伊藤ていじ 文、岩宮武二 写真『日本の庭 An Approach to Nature』(中央公論社)

漢字と書の研究

  • 白川静『字統』『新訂字統』『字通』『字訓』(平凡社)
  • 石川九楊『日本書史』(名古屋大学出版会)
  • 石川九楊『中國書史』(京都大学学術出版会)
  • 石川九楊 編『蒼海 副島種臣書』(二玄社)
  • 神田喜一郎『中国書道史』(岩波書店)

大判の作品集をどう見ているかは、建築書の買取で棚のどこを見るかに書いています。

奈良市から西大寺、学園前、月ヶ瀬方面まで伺います

奈良本店は桜井市にあります。奈良市内は近鉄奈良駅の周辺、西大寺、学園前、富雄方面のほか、都祁や月ヶ瀬方面までお伺いしています。生駒市ではご住職の蔵書1万冊、大和郡山市では寺院の蔵書5,000冊をお譲りいただきました。天理市と木津川市へも伺っています。

奈良県は約200冊から出張で伺う目安です。大判の作品集は1箱に入る数が少なく、40箱でも冊数はそれほど多くありません。箱数と棚の写真をいただければ、車と人数を決めてから伺えます。

書庫での査定でお答えしたこと

建築の本と書道の本が混ざっていますが、分けたほうがいいですか

分けずにそのままで結構です。今回も棚の並びのまま拝見しました。どちらも扱っておりますので、まとめて査定します。

作品集の巻が一部だけ欠けています

端本でも拝見します。揃いのほうが評価は上がりますが、探されている巻であれば一部でも値がつきます。何巻があるかは当日こちらで確認しますので、並べ替えは不要です。

大判の作品集は重くて動かせません

棚から出さずにおいてください。こちらで箱に詰めて運び出します。大判のものは自重で背が痛みやすいので、平積みのまま置いていただくほうが安全です。

建築の造形と文字の造形、二つが並んだ書庫のお手伝いを終えて

建物の形と文字の形を、同じ目で見ていた方の書庫でした。設計をされる方と、書を読む方の双方へ送り出します。

奈良市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

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