
ご依頼者様の声
父が長年集めた本で、分野が偏っているので見てもらえるお店があるのか不安でした。同じ著者の本が何十冊もありましたが、そのまま全部確認していただき、書棚も空にしてもらえました。
買取担当より
京都市上京区で民俗学と陰陽五行の蔵書 約3,000冊をお引き取りしました
京都市上京区のお宅で、遺品整理で出た民俗学・文化史の本 約3,000冊を出張買取しました。吉野裕子『陰陽五行と日本の民俗』(人文書院)、三角寛のサンカ選集(現代書館)、法政大学出版局「ものと人間の文化史」の各巻など、日本の暮らしと信仰を追った蔵書です。
今回の買取の概要
- ご依頼者 京都市上京区のお客様
- お譲りいただいた書籍 民俗学・文化史・歴史の本 約3,000冊
- 買取日 2026年8月10日
- お伺い先 京都府京都市上京区
- 買取方法 出張買取
- 当日の対応 書棚と平積みを部屋ごとに拝見し、査定額をご了承いただいてから箱詰めに移り、夕方までに搬出を終えました
遺品整理のご依頼で、部屋二つぶんの蔵書でした
約3,000冊を、書棚とその足元の平積みからお引き取りしました。ご遺族からのご依頼で、分野の見当がつかないので分けずに全部見てほしい、とのことでした。
拝見してすぐに、蔵書の芯が民俗学だと分かりました。祭り、山の暮らし、動物への信仰。テーマがはっきりした集め方です。
吉野裕子の著作だけで、棚の一段が埋まっていました
陰陽五行の研究で知られる吉野裕子の本が20冊以上ありました。『陰陽五行と日本の民俗』から『大嘗祭』『持統天皇』『狐』『蛇』まで、一人の研究者を追いかけ続けた棚です。こういう集め方をされた蔵書は、1冊ごとに見るより並びごと拝見するほうが早く、当日も棚の順のまま査定を進めました。
別の棚には法政大学出版局「ものと人間の文化史」がまとまっていました。木炭、絵馬、結び、からくり。ひとつの「もの」を一冊かけて追う叢書で、背の通し番号は101まで確認できました。
お譲りいただいた主な書籍
陰陽五行と祭祀
- 吉野裕子『陰陽五行と日本の民俗』(人文書院)
- 吉野裕子『大嘗祭 天皇即位式の構造』(弘文堂)
- 吉野裕子『持統天皇』『日本古代呪術』『狐』『蛇』ほか著作20冊以上
山の民俗と暮らしの文化史
- 三角寛 サンカ選集(現代書館)『山窩物語』ほか各巻
- 田口洋美『マタギ 森と狩人の記録』(慶友社)
- 法政大学出版局「ものと人間の文化史」 樋口清之『木炭』・岩井宏實『絵馬』・千葉徳爾『狩猟伝承』・額田巌『結び』ほか11冊
歴史・文化史
- 網野善彦『「日本」とは何か』ほか 講談社「日本の歴史」シリーズ12冊
- 泡坂妻夫『家紋の話』(新潮選書)・坪井洋文『イモと日本人』ほか文化史の単行本多数
上京区をはじめ、京都市内の各区へ伺っています
京都市内では、伏見区で現代思想と占いの本 約1,000冊、左京区で建築書 約1,500冊、中京区で西洋美術の大型画集 約500冊をお引き取りしています。上京区へも同じ体制で伺います。
車の停めにくいお宅の場合も、事前にお聞きしたうえで段取りを組みますので、そのままご相談ください。
民俗学の蔵書について、いただいたご質問
Q. 同じ著者の本が棚一段ぶんあります。全部見てもらえますか。
A. まとめて拝見します。研究テーマで集められた蔵書は同じ著者が続くのが普通ですので、分けずにそのままで結構です。今回も吉野裕子の著作20冊以上を棚の並びのまま査定しました。
Q. サンカやマタギのような、変わった分野の本も対象ですか。
A. 買取対象です。山の暮らしや狩猟の記録は民俗学書・文化史として買取対応しています。今回も三角寛のサンカ選集とマタギの本をお引き取りしました。
Q. 京都市内で3,000冊あります。一度で運び出せますか。
A. 冊数に合わせて車と人数を組みます。枚方市では約2万冊を3日間でお引き取りした実績がありますので、3,000冊の規模は日程をご相談のうえ対応できます。
陰陽五行を追い続けたご愛蔵書、次の読み手へつなぎます
山の神から大嘗祭まで、日本の暮らしの根を一人で追いかけた書棚でした。京都市上京区より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。



