
ご依頼者様の声
棚に入ったまま、帯も外さずに見ていただけました。みすず書房や小沢書店の本が多い棚でしたが、同じように見てもらえました。
買取担当より
奈良市で、中井久夫のエッセイ集と鳥居民『昭和二十年』13冊など約1,500冊を出張買取
奈良市で、人文書を中心に約1,500冊、出張で買取しました。蔵書整理のご依頼で、木の本棚には中井久夫『家族の深淵』『アリアドネからの糸』『日時計の影』(みすず書房)と、清水茂や饗庭孝男、窪田般彌の小沢書店の本が並んでいました。鳥居民『昭和二十年』(草思社)も、第一部の1から13までの13冊がそろっていました。
奈良市のお客様からお譲りいただいた人文書
- ご依頼者 奈良市のお客様
- お譲りいただいた書籍 中井久夫『家族の深淵』『アリアドネからの糸』『日時計の影』、清水茂『薔薇窓の下で』『古代の墓碑に』、饗庭孝男『幻想の都市』『ヨーロッパとは何か』『聖なる夏』、窪田般彌『幻影のフランス』、鹿島茂『パリの日本人』、湯浅泰雄『古代人の精神世界』、岡谷公二『アンリ・ルソー 楽園の謎』、鳥居民『昭和二十年』第一部 1〜13、色川大吉の自分史、司馬遼太郎『街道をゆく』など 約1,500冊
- 買取日 2026年10月
- 買取方法 出張買取
- ご依頼の背景 蔵書整理
- 当日の対応 本棚に入ったままの状態で拝見し、棚から出して車に積みました。
中井久夫のエッセイ集3冊と、清水茂や饗庭孝男の小沢書店の本が並んでいました
中井久夫のエッセイ集が3冊ありました。『家族の深淵』『アリアドネからの糸』『日時計の影』で、どれもみすず書房の本です。帯に「第二エッセイ集」「第三エッセイ集」とありました。『日時計の影』の帯には「先が見えないなかを生きる」とありました。
続いて清水茂『薔薇窓の下で』『古代の墓碑に』、饗庭孝男『聖なる夏』『ヨーロッパとは何か』、窪田般彌『幻影のフランス』と、小沢書店の本が並んでいました。饗庭孝男『幻想の都市』(新潮社)と鹿島茂『パリの日本人』(新潮選書)も同じ列にありました。ほかに吉井長三『銀座画廊物語』(角川書店)、成瀬駒男『ルネサンスの謝肉祭』と渋沢孝輔『バッカスの杖』(小沢書店)、岡道男『ぶどう酒色の海 西洋古典小論集』(岩波書店)がありました。中井久夫の『記憶の肖像』も同じ列です。

西垣晴次『ええじゃないか 民衆運動の系譜』(新人物往来社)、小沢浩『生き神の思想史』(岩波書店)、湯浅泰雄『古代人の精神世界』(ミネルヴァ書房)もありました。『新約聖書 福音書』(岩波書店)や『ユダの福音書を追え』(日経ナショナル ジオグラフィック社)が隣にありました。
中村弓子『受肉の詩学』(みすず書房)、ジャン・ボードリヤール『暴力とグローバリゼーション』(NTT出版)、岡谷公二『アンリ・ルソー 楽園の謎』(新潮選書)もありました。マーク・ローグとピーター・コンラディ『英国王のスピーチ』もありました。本からえんじや紺のしおり紐が何本も垂れていました。

鳥居民『昭和二十年』第一部が1から13まで番号どおりそろっていました
草思社の鳥居民『昭和二十年』が13冊並んでいました。第一部の1「重臣たちの動き」から13「さつま芋の恩恵」まで番号がそろっていて、帯がついたままの巻も多くあります。
ほかに、色川大吉『昭和へのレクイエム』『若者が主役だったころ』(岩波書店)と『廃墟に立つ』(小学館)、佐藤忠男『草の根の軍国主義』(平凡社)がありました。司馬遼太郎『街道をゆく』のワイド版も何冊も立っていました。
フランス文学、中井久夫のエッセイ集、昭和史の主な本
棚にあった本のうち、主なものを挙げます。
エッセイと評論
- 中井久夫『家族の深淵』『アリアドネからの糸』『日時計の影』(みすず書房)
- 清水茂『薔薇窓の下で』『古代の墓碑に』(小沢書店)
- 饗庭孝男『聖なる夏 ロマネスク教会紀行』『ヨーロッパとは何か 文化の重層的空間』(小沢書店)
- 饗庭孝男『幻想の都市 ヨーロッパ文化の象徴的空間』(新潮社)
- 窪田般彌『幻影のフランス ロココから二十世紀へ』(小沢書店)
- 鹿島茂『パリの日本人』、岡谷公二『アンリ・ルソー 楽園の謎』(新潮選書)
- 成瀬駒男『ルネサンスの謝肉祭 ジャック・カロ』、渋沢孝輔『バッカスの杖 フランス詩人論』(小沢書店)
思想と民衆史
- 湯浅泰雄『古代人の精神世界』(ミネルヴァ書房)
- 西垣晴次『ええじゃないか 民衆運動の系譜』(新人物往来社)
- 中村弓子『受肉の詩学 ベルクソン クローデル ジッド』(みすず書房)
昭和史と自分史
- 鳥居民『昭和二十年』第一部 1〜13(草思社)
- 色川大吉『昭和へのレクイエム 自分史最終篇』『若者が主役だったころ わが60年代』(岩波書店)
- 色川大吉『廃墟に立つ 昭和自分史 1945-49年』(小学館)
- 佐藤忠男『草の根の軍国主義』(平凡社)
奈良市では、平安古典の研究書や建築家の蔵書も出張で拝見しています
奈良市では、伊井春樹の源氏物語論など平安古典の学術書を約300冊出張買取した案件を記事にしています。村野藤吾作品集など建築家の蔵書を段ボール40箱で出張買取した案件もあります。
奈良市内へは、約200冊から伺っています。今回のように棚に入ったままでも、そのまま拝見します。
奈良市で人文書を手放すときに聞かれること
Q. 奈良市の自宅に、エッセイや評論、歴史の本が約1,500冊あります。ジャンルがばらばらでも出張で見てもらえますか。
A. 伺います。今回も中井久夫のエッセイ集、フランス文学、昭和史が同じ棚に入っていて、棚ごと拝見しました。
Q. 小沢書店のように、いまは出版していない版元の本でも買取してもらえますか。
A. 買取します。今回も清水茂や饗庭孝男、窪田般彌の小沢書店の本を拝見しました。帯やカバーは外さずに、ついたままで拝見します。
Q. 『昭和二十年』のように巻数の多いシリーズは、全部そろっていないと買取できませんか。
A. 全部そろっていなくても構いません。今回は第一部の1から13までそろっていましたが、何冊か抜けていても拝見します。番号順に並べ直しておく必要もありません。
中井久夫のエッセイ集から『昭和二十年』13冊まで、ご愛蔵書の旅立ちのお手伝いを終えて
みすず書房と小沢書店の本が並ぶ棚を、入ったまま拝見しました。奈良市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

