【高松市】文化財修理工事報告書など約1,500冊を出張買取 神戸から鳴門海峡大橋を渡って

部屋の床いっぱいに積み上げられた文化財修理工事報告書と、建築史や美術史の専門書の山
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ご依頼者様の

「長年の研究で集めた資料でしたが、後継者もおらず整理に困っておりました。
ダイワブックサービスさんは専門書の価値をきちんと理解してくださり、丁寧に査定していただけました。
神戸から遠路はるばるお越しいただき、本当にありがとうございました。」

買取担当より

部屋いっぱいの修理工事報告書 約1,500冊を高松市で出張買取

香川県高松市で、文化財修理工事報告書を中心に建築史と美術史、考古学の専門書を約1,500冊お譲りいただきました。神戸から神戸淡路鳴門自動車道を通り、鳴門海峡大橋を渡って伺っています。査定は3時間から4時間かかりました。

香川県高松市 文化財修理工事報告書 約1,500冊の出張買取

  • ご依頼者 香川県高松市のお客様
  • お譲りいただいた書籍 文化財修理工事報告書、建築史、美術史、考古学の専門書 約1,500冊
  • お伺い先 高松市内のご自宅
  • 買取方法 出張買取
  • 移動 神戸から神戸淡路鳴門自動車道、鳴門海峡大橋を渡って四国へ
  • 当日の対応 積み上がった山を崩しながら1冊ずつ確認し、付図と写真帳の有無を見て箱詰めしました。査定に3時間から4時間

部屋に通されて、まず量に驚きました

お部屋の床が見えないほど、専門書が積み上がっていました。棚に並んでいるのではなく、床に山を作った状態です。

近づいて見ると、大半が文化財修理工事報告書でした。建築史と美術史がそれに続きます。

積んであっても、どれも傷んでいませんでした。長く研究に使われてきた資料です。

付図と写真帳が別冊でそろっているかを見ます

修理工事報告書は、本文の冊とは別に付図や写真帳が付きます。この別冊がそろっているかどうかで、資料としての値打ちが変わります。図面がなければ、どこをどう直したかを追えないためです。

この日も、山を崩しながら本文と別冊が離れていないかを確かめました。

報告書そのものは、1893年の古社寺保存法で修理の完了後に提出が定められたところから続いています。修理前の調査、工事の工程、解体して初めて分かったことが、写真と図面とともに記録されています。次に同じ建物を修理するときに開かれる資料です。

部数が限られ、書店に並ばないものが多いため、市場に出る機会も多くありません。

お譲りいただいた資料の内訳

文化財修理工事報告書

  • 各地の寺社建築の修理工事報告書
  • 仏像や絵画の修理報告書
  • 県や市町村が発行した報告書
  • 文化庁関連の刊行物

関連する専門書

  • 建築史の研究書
  • 美術史の研究書
  • 考古学の報告と論集

別冊の扱いや、値がつきにくい報告書のことは文化財の報告書の買取で見ている点にまとめています。

高松市から丸亀、坂出まで四国へ渡っています

神戸から四国へ渡る途中で見えた鳴門海峡大橋と、橋の下にひろがる穏やかな瀬戸内の海

香川県では、丸亀市で社寺仏閣と城の修理報告書を1,000冊お譲りいただいています。四国では徳島市でも南方熊楠全集とつげ義春の署名本をハイエース満載で引き取りました。坂出市、さぬき市へも伺っています。

香川県は約1,000冊から出張で伺う目安にしています。今回は1,500冊でしたので、神戸から車を出しました。

報告書の査定でお答えしたこと

付図の別冊が見当たらないのですが、本文だけでも見てもらえますか

拝見します。別冊がそろっているほうが評価は上がりますが、本文だけでも査定します。付図は袋や封筒に入って別の場所にしまわれていることがありますので、棚の奥や引き出しを一度ご覧いただけますか。

県や市町村が出した非売品の報告書も対象になりますか

対象です。今回も県や市町村の発行分、文化庁関連の刊行物が多く含まれていました。非売品と書かれていても査定します。書店に流通しないぶん、探している方にとっては手に入りにくい資料です。

1,500冊あると査定にどれくらいかかりますか

この日は3時間から4時間でした。報告書は別冊の有無を1点ずつ確かめるため、同じ冊数の一般書より時間がかかります。半日ほど見ていただけると安心です。

研究の跡が残る報告書を次の修理へつなぐ

修理工事報告書は、次に同じ建物へ手が入るときに開かれます。1,500冊を積んで橋を戻りながら、そう思いました。

香川県高松市より、ダイワブックサービスにお声掛けくださりありがとうございました。

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