川西英『神戸百景』の表紙に黒地で刷られた神戸の港と洋館、隣に水色の題簽を貼った茶色の外函

神戸百景 函入 限定1500部【神戸百景刊行会】川西英 1962年 随想100篇付

川西英『神戸百景』の参考買取価格は11,000円です。1962年に神戸百景刊行会から1,500部限定で出た画集で、原画を刷った和紙を一枚ずつ台紙に貼り込んだ造りです。一景ごとに小磯良平、竹中郁、辻久子ら100人の随想が添えられています。

参考買取価格11,000円

※宅配買取にてご対応時の金額です。

買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者川西英
出版社神戸百景刊行会
出版年月1962年
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル美術書・アート本コレクター本・その他和本・古典籍・稀覯書

商品について

この本の構成

  • 限定部数 1,500部
  • 収録 版画100点。原画を刷った和紙を1点ずつ台紙に貼り込む造り
  • 随想 一景ごとに1篇、計100篇。小磯良平、竹中郁、辻久子ら
  • 装丁 函入り。函は厚紙に題簽を貼ったもの

『神戸百景』はどんな本ですか

版画家の川西英が神戸の街と港を100の場面に描いた画集です。1962年に神戸百景刊行会から1,500部限定で刊行されました。

版画集としてはめずらしい造りで、印刷した図版を綴じるのではなく、原画を刷った和紙を1点ずつ台紙に貼り込んであります。めくると和紙の手ざわりがそのまま残ります。

もう一つの特徴が随想です。100の場面それぞれに、別の書き手が一文を寄せています。小磯良平、竹中郁、辻久子。神戸ゆかりの画家、詩人、演奏家が名を連ねます。画集でありながら、当時の神戸を100人の目から見た記録にもなっています。

川西英が描いた神戸

川西英は1894年に神戸で生まれ、1965年に亡くなりました。生涯を神戸で過ごし、港、洋館、坂道、市場を版画に残しています。長男の川西祐三郎も版画家となり、同じく神戸を描き続けました。

『神戸百景』は川西英が晩年に手がけた仕事で、刊行の3年後に世を去っています。神戸市が現在も原画をもとにした企画を続けていることからも、この土地でどう受け取られてきたかが分かります。

状態で見るところ

この本の査定は、貼り込まれた和紙が100点そろっているかを数えるところから始まります。1点ずつ貼ってある造りなので、はがれや欠落が起きやすいためです。

確認する4点

  • 和紙の版画が100点そろっているか。台紙から浮いていないか
  • 随想の頁が抜けていないか
  • 函の角のつぶれと、函に貼られた題簽の剥がれ
  • 台紙の日焼け。和紙より台紙のほうが先に焼けます

函が傷んでいても、中身がそろっていれば査定します。逆に函がきれいでも和紙が数点欠けていると金額は下がります。

剥がれかけた和紙を貼り直そうとせず、そのままにしておいてください。糊を足すと台紙も和紙も傷みます。

買取について

川西英『神戸百景』の参考買取価格は11,000円です。2026年8月時点の相場をもとにした参考価格で、和紙のそろい、函の状態、時期によって変動します。

函がなくても拝見します。宅配でお送りいただくことも、伺って買い取ることもできます。

神戸の版画では『版画藝術』第21号の買取価格も公開しています。李禹煥のオリジナル手摺木版画3枚が特別添付された号です。神戸市中央区で版画と美術の蔵書400冊を買取した案件のように、版画の本がまとまっている場合もあわせてご相談ください。

著者について

川西英(1894-1965)は神戸に生まれた版画家。神戸の街と港を主題に多くの木版画を残し、『神戸百景』はその代表作にあたります。長男の川西祐三郎も版画家として神戸を描き続けました。

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