電柱マニア

最近。電柱が減ったと感じる人はいませんか？
SNS映えしないと、嫌われている傾向にもあります。

ですが、電柱がなければ電気を運ぶ事さえできないのです。

本書には、電柱を愛してやまない著者の気持ちがたくさん詰まっています。
国内にある約3,600万本の電柱。その1本1本に、様々なドラマがあるのです。

この本の著者は、無電柱化の日に生まれました。
ですが、いつしか電柱の魅力に魅了された著者はその深い愛が話題となるほどの電柱マニアになっていったのです。

この本では、電柱の誕生からその変化を追っていきます。歴史の流れのなかで変化していった電柱。その変遷を辿る事により、その時代の日本も見えてきます。

電柱ができるまでや、その役割。
更には、電気が届くまでについても詳しく解説しています。
これまで、電柱や電気の事を考えた事がなかったという人にもわかりやすい内容となっています。
電柱の楽しみ方についても知る事ができるため、気がつけば電柱マニアの仲間入りをしているかもしれません。

読後は、お気に入りの電柱を探してみたくなるのではないでしょうか。

                                                                                                                       2023年3月の買取価格です