国際女性デーは大河のように（増補版）

1977年。国際総会により、国際女性デーは決まりました。
この本では、その起源を辿りながら著者が丁寧に再研究を行っています。

国際女性デーが決定した時。
日本は棄却し、アメリカは反対をしました。
そもそも、国際女性デーのアイデアを出したのはアメリカ社会党の女性達だったのです。
ドイツやロシアそして日本。
様々な国の女性達が、声をあげて戦い続けた日々を知る事が可能です。

2004年以降の日本と国際女性デーの主要動向を年表にしたものや、文献更には図版を多数用いて解説しています。

20世紀初頭から現代に至るまで、女性を取り巻く環境がどんどん変化していく様子がわかります。

現在、女性達が当たり前のように政治や経済の分野で活躍できているのはこうした歴史が関係しているのです。
女性達が自由を勝ち取るまでの軌跡を、この本で体感してみるのもいいのではないでしょうか。

                                                                                                                       2023年3月の買取価格です