筑摩書房『柳宗悦全集』第1巻から第20巻の函20個。上の段に第十四巻から第二十巻、下の段に第一巻の函の表と第二巻から第十三巻の背。巻名と配本の回を刷った帯が付く。第21巻と第22巻は写っていない

柳宗悦全集 著作篇 全22巻25冊揃【筑摩書房】柳宗悦 著 日本民藝館 監修 手仕事の日本 木喰五行上人 美の法門 茶の改革 書簡 1980〜92年

筑摩書房の『柳宗悦全集』著作篇は、柳宗悦の論文や随筆、書簡を全22巻25冊に収めた全集です。1980年11月から1992年5月にかけて刊行され、監修は日本民藝館です。書簡の第21巻が上中下の3冊、補遺と年譜の第22巻が上下の2冊に分かれています。参考買取価格は38,000円です。

参考買取価格38,000円

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買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者柳宗悦 著 / 日本民藝館 監修
出版社筑摩書房
出版年月1980年11月〜1992年5月
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル専門書・学術書美術書・アート本個人全集・叢書民俗学・文化史

商品について

柳宗悦全集 著作篇 25冊の巻名と刊行年月

  • 第1巻 科學・宗教・藝術 初期論集。1981年8月
  • 第2巻 宗教とその眞理・宗教的奇蹟。1981年3月
  • 第3巻 宗教の理解・神に就て。1981年9月
  • 第4巻 ヰリアム・ブレーク。1981年6月
  • 第5巻 ブレイクとホヰットマン。1981年10月
  • 第6巻 朝鮮とその藝術。1981年1月
  • 第7巻 木喰五行上人。1981年2月
  • 第8巻 工藝の道。1980年11月
  • 第9巻 工藝文化。1980年12月
  • 第10巻 民藝の立場。1982年8月
  • 第11巻 手仕事の日本。1981年12月
  • 第12巻 陶磁器の美。1982年1月
  • 第13巻 民畫。1982年2月
  • 第14巻 個人作家論・船簞笥。1982年3月
  • 第15巻 沖繩の傳統。1981年5月
  • 第16巻 日本民藝館。1981年4月
  • 第17巻 茶の改革 隨筆1。1982年4月
  • 第18巻 美の法門 隨筆2。1982年5月
  • 第19巻 南無阿彌陀佛 隨筆3。1982年7月
  • 第20巻 編輯録。1982年9月
  • 第21巻 上中下 書簡の3冊。上が明治37年から昭和8年、中が昭和9年から昭和24年、下が昭和25年から昭和36年。1989年7月、9月、11月
  • 第22巻 上下 上は論稿補遺と未発表論稿。下は書簡補遺、年譜、著作年表、著書目録、本全集総目次など。1992年4月、5月
  • 監修と編集 日本民藝館 監修。編集委員は寿岳文章ほか(CiNii Booksの注記)
  • 版元 筑摩書房
  • 体裁 高さ23cm。498ページ(第22巻上)から907ページ(第19巻)まで。どの巻にも著者の肖像が入ります(書誌の注記)
  • 付属 月報(CiNii Booksの注記)
  • 刊行時の定価 巻によって違い、第8巻と第9巻の各4,800円から、第22巻上下の各15,450円(税込)まで(国立国会図書館の書誌による)
  • 参考買取価格 38,000円

柳宗悦の論文と随筆、書簡を、巻名の付いた22巻に収めています

この全集は、柳宗悦の論文や随筆、書簡を22巻にまとめたものです。巻ごとに『工藝の道』や『手仕事の日本』のような巻名が付き、第1巻から第20巻には解説と解題(収めた文章の出どころなどの説明)が入っています。監修は日本民藝館で、編集委員には寿岳文章らが加わりました。

第1巻から第3巻は初期の論集と宗教の論で、第4巻と第5巻はブレイクとホイットマンの巻です。朝鮮の美術と工芸を論じた第6巻と、木喰五行上人を調べた第7巻のあと、第8巻の『工藝の道』から工芸と民藝の巻が続きます。陶磁器や民画、沖縄の巻もその中にあり、第16巻の『日本民藝館』までがひと続きです。

第17巻から第19巻は随筆で、『茶の改革』『美の法門』『南無阿彌陀佛』の書名が付いています。第20巻の『編輯録』には、雑誌『白樺』と『工藝』の編輯録のほか、自著に付けた序や後記、広告文が集められています。解説は巻ごとに書き手が変わり、鶴見俊輔や大岡信、柳宗理の名前も見えます。

分冊になっているのは最後の2巻だけです。第21巻の書簡は年代で上中下に分かれ、第22巻は上が論稿の補遺と未発表の論稿、下が書簡の補遺と年譜などです。刊行は1980年11月の第8巻から始まり、第20巻までの20冊が2年足らずで出ました。第21巻は1989年、第22巻は1992年に出ています。

図録篇の5冊、春秋社の選集、文庫のコレクションとの見分け方

この全集に、別巻という名前の巻はありません。年譜や著作年表、著書目録、全集の総目次は、第22巻の下に収められています。

同じ『柳宗悦全集』の名で、筑摩書房からは図録篇の『柳宗悦蒐集 民芸大鑑』5冊も出ています。日本民藝館の編で、1981年7月から1983年9月に刊行されました。5冊は陶磁の上下と染織の巻、漆や木やガラスなどの巻、絵と拓本(石碑などの文字や模様を紙に写し取ったもの)と彫刻の巻に分かれています。高さ32cmの大型本なので、23cmの著作篇とは大きさで見分けられます。

春秋社の『柳宗悦選集』は日本民藝協会が編んだ全10巻で、1954年から1955年に出たあと、1972年に新装版が出ました。同じ春秋社の『柳宗悦・宗教選集』は、1960年から1961年の全5巻です。ちくま学芸文庫の『柳宗悦コレクション』は、2010年から2011年に出た3冊です。この文庫は、全集の本文を底本(もとにする本)にしています。

状態で見るところ

ご依頼の前に確かめておきたいこと

  • 第1巻から第22巻までの25冊があるか。第21巻は上中下の3冊、第22巻は上下の2冊です。抜けていても買取します
  • 月報(全集に挟み込まれる薄い冊子)が残っているか。なくても査定します
  • 函(本を入れる外箱)が付いていれば、角のつぶれと背の焼けを見ます
  • どの巻も500ページ前後から900ページ余りあるので、背の割れや、綴じがゆるんでいないかを見ます
  • 1980年から1992年の本なので、天地小口(本の上と下、開く側の断面)の焼けとシミ、図版のページの色移りを見ます

筑摩書房の柳田國男全集と、やきものの本の買取価格

同じ筑摩書房の個人全集では、『柳田國男全集』1巻から33巻の21,000円があります。第12巻『陶磁器の美』と同じやきものの分野なら、平凡社『茶碗』全5巻の2,500円です。

和歌山県橋本市へは、ご親族の遺品整理のご依頼で伺いました。陶磁器と美術の本が合わせて約250冊あり、安宅コレクションの東洋陶磁を収めた大型の図録も入っていました。くわしくは橋本市での買取の記事に書いています。

買取について

筑摩書房『柳宗悦全集』著作篇 全22巻25冊の参考買取価格は38,000円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、状態や時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、こちらから伺って買い取ることもできます。ほかにも工芸や民藝の本、思想家の全集があれば、個人全集の買取のページをご覧ください。

                                                                                                                       2025年4月の買取価格です 

著者について

柳宗悦(1889〜1961)は東京出身の思想家で、美術評論家です。学習院高等科に在学中に武者小路実篤や志賀直哉と知り合い、文芸雑誌『白樺』の創刊に加わりました。東京帝国大学の哲学科を卒業しています。1925年に民衆の工芸を指す「民藝」の語を濱田庄司や河井寬次郎らと作り、民藝運動を始めました。1931年に雑誌『工藝』を創刊し、1936年に東京の駒場に開かれた日本民藝館の初代館長になっています。1957年に文化功労者に選ばれました。

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買取方法

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