茶室露地大事典

茶の世界に興味はあるものの、難しそうだと感じる人もいるでしょう。
その理由は、普段は使わない言葉がたくさん出てくるためです。
この本には、茶の湯用語もたくさん出てくるため初心者でもわかりやすくなっています。

茶を楽しむための茶室というのは、知っている人も多いです。
露地は、茶室と同じぐらい重要な場所といってもいいでしょう。
露地というのは、茶を楽しむ人々が寛げる庭であり茶人の好みが反映される特別な空間です。

本には、茶室の建築技法が丁寧に書かれています。
また、建てた棟梁の略歴についても詳しく解説されているため茶室の奥深さがより理解できます。

ですが、茶室を文章だけで想像するのは難しくいまいちイメージしづらいという人もいるでしょう。
本書では、文章に合わせたイラストが添えられているので見ただけでわかります。

北海道から沖縄まで、各地にある茶室が紹介されています。
地域による茶室の違いなどもわかるため、家にいながら旅行気分も味わえます。

茶室や露地だけではなく、茶人や茶書などにもスポットライトが当てられているため茶の湯関連の情報をじっくり学べます。

                                                                                                                       2023年4月の買取価格です