宋拓 関中本永師千字文の帙。青い布に題簽を貼った和装の造り

宋拓 関中本 永師千字文 内藤虎 解説

『宋拓 関中本 永師千字文』の参考買取価格は6,300円です。隋の僧である智永が真書と草書で書いた千字文を、北宋の1109年に長安で石に刻んだものの拓本です。原石は失われており、関中本は現存する最も古い拓とされています。東洋史学者の内藤虎(湖南)が解説を寄せています。

参考買取価格6,300円

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買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者内藤虎 解説
出版年月
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル書道の本和本・古典籍・稀覯書

商品について

智永が書いた千字文の拓本です

千字文は4字を1句として250句からなる文章で、重複する字がありません。文字を習うための手本として長く使われてきました。

智永は王羲之の七代目の子孫にあたる隋の僧です。真書と草書を並べて書いた真草千字文を残しました。

関中本は1109年に長安で刻されました

長安の崔氏が所蔵していた智永の真跡をもとに、薛嗣昌が関中で石に刻みました。北宋の1109年にあたります。関中とは長安の周辺を指す呼び名です。

原石は失われています

関中本を刻んだ石は現在残っていません。そのため関中本の拓本は、失われた石から採られたものということになります。

智永の真跡で現存するのは日本に伝わる小川本だけです。拓本としては関中本のほかに宝墨軒本が知られています。同じ千字文でも、どの系統かによって字の姿が違います。

内藤虎は内藤湖南の本名です

解説を寄せた内藤虎は、東洋史学者の内藤湖南のことです。京都帝国大学で教鞭をとりました。

碑帖の複製には、こうした学者の解説や題跋が付いていることがあります。誰が解説を書いているかは、その本の来歴を知る手がかりになります。

折帖と帙の状態を見ます

拓本は折帖に仕立てられ、帙に納めた形で伝わります。折り目の部分は開け閉めのたびに負担がかかり、そこから裂けることがあります。

帙は紐が切れていたり、表紙の布が擦れていたりします。折り目や帙に傷みがあっても査定はいたします。手を入れると紙を傷めますので、そのままの状態で拝見します。

買取について

『宋拓 関中本 永師千字文』の参考買取価格は6,300円です。

2026年8月時点の相場をもとにした参考価格です。状態や付属品の有無、時期によって変動します。

碑帖や拓本は一点ものではなく、同じ石から採られたものが複数伝わります。何本かまとめて残っていることも多い品です。他の法帖や、書道具とご一緒でも拝見します。

著者について

智永は王羲之の七代目の子孫にあたる隋の僧です。会稽の永欣寺に住み、永禅師と呼ばれました。真書と草書を並べて書いた真草千字文を八百本書き、各地の寺に配ったと伝えられています。解説を寄せた内藤虎は東洋史学者の内藤湖南の本名で、京都帝国大学で教鞭をとりました。

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