緑と水色のカバーに「昭和戦中期の総合国策機関 古川隆久 著 吉川弘文館」と入った表紙

昭和戦中期の総合国策機関【吉川弘文館】古川隆久 著 1992年 カバー付

古川隆久『昭和戦中期の総合国策機関』(吉川弘文館・1992年)の参考買取価格は3,000円です。内閣調査局から企画庁、企画院までの総合国策機関を、内閣の動向とあわせて追った研究書です。2013年のオンデマンド版とは奥付で見分けます。

参考買取価格3,000円

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査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者古川隆久
出版社吉川弘文館
出版年月1992年12月
ISBN/規格番号4642036342
定価
買取ジャンル専門書・学術書歴史書・歴史の本戦争・戦記

商品について

この本について

  • 書名 昭和戦中期の総合国策機関
  • 著者 古川隆久
  • 版元 吉川弘文館。1992年12月刊、22cm、本文382ページ
  • 造本 緑と水色のカバー付き。表紙に書名と著者名が入ります
  • 参考買取価格 3,000円

『昭和戦中期の総合国策機関』はどんな本ですか

日本近現代史の研究者、古川隆久の最初の単著です。吉川弘文館から1992年12月に出ました。1935年に置かれた内閣調査局から、企画庁、企画院までの「総合国策機関」を追った研究書です。版元の紹介では、政府の中で重い位置を占めた機関として説明されています。出現の経緯、改廃、役割、歴史的な意義を、米内、近衛、東条、鈴木の各内閣の動向とあわせて論じる構成です。

全8章です。総合国策機関の出現と企画院の成立から始まり、新体制期の前、新体制期、その後の企画院、東条内閣の下の企画院と続きます。終わりの2章は企画院の廃止と、戦後の総合国策機関の復活を扱います。書誌の記録では、本文382ページに前付4ページと索引5ページが付きます。

内閣調査局から企画院まで、この本が追う機関の流れ

本が扱う機関

  • 内閣調査局 1935年5月に設置。国策の調査と立案を担った
  • 企画庁 1937年に内閣調査局を改組して設置
  • 企画院 1937年10月に企画庁と資源局を統合して設置。物資動員計画と重要国策の立案にあたった
  • 企画院の廃止 1943年に廃止され、機能は内閣や軍需省などに移った

企画院がどの内閣のもとで何を担い、なぜ廃止されたかを、時期ごとに確かめられる本です。

1992年の原本と、2013年のオンデマンド版の見分け方

この本は2013年12月に吉川弘文館からオンデマンド版が出ています。このページの価格は1992年の原本のものです。

版の見分け方

  • 原本 吉川弘文館 1992年12月 カバー付き ISBN 4-642-03634-2
  • オンデマンド版 吉川弘文館 2013年12月 396ページ ISBN 978-4-642-04258-1 定価14,300円(税込)。奥付に「オンデマンド版」の表示があります

同じ著者の本は、吉川弘文館から4冊、中公新書と筑摩書房からも出ています

古川隆久は、この本のあとも昭和の政治史を書き続けています。吉川弘文館からは『戦時議会』(2001年)、『戦時下の日本映画』(2003年)、『大正天皇』(2007年)、『近衛文麿』(2015年)が出ました。『戦時下の日本映画』は尾崎秀樹記念大衆文学研究賞を受けています。

『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』(中公新書・2011年)はサントリー学芸賞を受けました。ほかに『皇紀・万博・オリンピック』(中央公論社・1998年)と『昭和史』(筑摩書房・2016年)があります。この本と一緒にお持ちの場合は、まとめて拝見します。

状態で見るところ

カバー付きの単行本です。今回の一冊はカバーが付いていて、表紙の書名と著者名がはっきり読めました。

確認する4点

  • カバーの有無と、背の日焼け
  • 小口のしみと、ページの折れ
  • 表紙の角のつぶれ
  • 奥付の刊行年(1992年の原本か、2013年のオンデマンド版か)

買取について

古川隆久『昭和戦中期の総合国策機関』(吉川弘文館・1992年)の参考買取価格は3,000円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、カバーの有無、本の状態、時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、伺って買い取ることもできます。

近代日本の政治史と戦時体制の本は、研究書と論文集がまとまった棚で拝見しています。神戸市兵庫区で小熊英二の著作など戦争の記憶と満洲の学術書約500冊を買取した案件もそうした棚の一例です。近現代史の分野では証言録 海軍反省会 全11冊の買取価格も出しています。吉川弘文館の近現代史の研究書がほかにもある場合は、あわせてご相談ください。

著者について

古川隆久は1962年、東京都の生まれです。東京大学大学院で博士(文学)を取得し、横浜市立大学を経て2006年から日本大学文理学部の教授を務めています。『昭和天皇』でサントリー学芸賞、『戦時下の日本映画』で尾崎秀樹記念大衆文学研究賞を受けました。

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