国書刊行会『益軒全集』の薄茶色の函8つ。左端は筆書きの題字が入った函の正面、右に巻之一と巻之三から巻之八の背

益軒全集 全8巻【国書刊行会】貝原益軒 益軒会編 養生訓 大和本草 筑前国続風土記 黒田家譜 和俗童子訓 女大学 明治43〜44年版の複製 函入 1973年

江戸時代前期の儒学者、貝原益軒の著作を集めた『益軒全集』です。明治43年から44年に出た全集を、国書刊行会が1973年(昭和48年)に複製した函入りの8冊で、『養生訓』や『大和本草』も入っています。参考買取価格は3,800円です。

参考買取価格3,800円

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買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者貝原益軒 著 / 益軒会 編
出版社国書刊行会
出版年月1973年
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル専門書・学術書哲学・思想歴史書・歴史の本個人全集・叢書

商品について

巻之一から巻之八の中身

  • 巻之一 益軒先生年譜、著述年表、益軒先生伝、日本釈名、和字解、花譜、菜譜、万宝鄙事記など
  • 巻之二 慎思録、大疑録、自娯集、格物余話、初学知要、小学句読備考、近思録備考、和漢名数など
  • 巻之三 初学訓、大和俗訓、和俗童子訓、五常訓、家道訓、養生訓、楽訓、神祇訓、女大学など
  • 巻之四 筑前国続風土記、筑前名寄、筑前国諸社縁起
  • 巻之五 黒田家譜、黒田略記、黒田家臣伝、太宰府天満宮故実など
  • 巻之六 大和本草、大和本草附録、大和本草諸品図、大和本草批正(小野蘭山述)、本草綱目品目など
  • 巻之七 京城勝覧、和州巡覧記、諸州めぐり、吾妻路之記、日光名勝記、木曽路之記、有馬山温泉記、和爾雅など
  • 巻之八 朝野雑載、農業全書(宮崎安貞編 貝原楽軒刪補)とその附録など
  • 編者 益軒会。函の正面には「益軒会編纂」とある
  • 版元と刊行 国書刊行会 1973年(昭和48年)。明治43年から44年に益軒全集刊行部が出した8冊の複製
  • 体裁 高さ19cm、函入り。1冊900ページ前後
  • 刊行時の定価 1巻につき3800円
  • 参考買取価格 3,800円

養生訓や大和本草は、どの巻に入っていますか

『養生訓』が入っているのは巻之三です。同じ巻には『大和俗訓』『和俗童子訓』『五常訓』『家道訓』のように、題に「訓」の付く本がまとまって入っています。

巻之六は『大和本草』の巻で、その附録と諸品図のほか、小野蘭山の『大和本草批正』も一緒に入っています。巻之八の『農業全書』は宮崎安貞が編んだ本で、益軒の兄の貝原楽軒が手を入れています。

福岡藩に仕えた人だけに、藩に関わる巻もあります。巻之四の『筑前国続風土記』は筑前の地誌で、そのあとの巻之五には『黒田家譜』や『黒田家臣伝』が入ります。

この国書刊行会の版のもとになったのは、明治43年から44年に益軒全集刊行部が出した8冊です。明治のものは高さ23cmで、こちらは19cmとひとまわり小さく、函の正面に国書刊行会の名前が入ります。

写真の函は、筆書きの題字の正面が1つと背が7つ

左端は函を正面から写したもので、枠の中に筆で書いた「益軒全集」の題字があります。その右上に「益軒会編纂」、左下に「国書刊行会」と入っています。

右に並ぶ7つの背には「益軒全集」の字と巻数が入っていて、巻之一と、巻之三から巻之八までが並んでいます。背の上と下には、紐を組んだような飾りが刷られています。正面を見せている函には、巻数の表示がありません。

状態で見るところ

ご依頼の前に確かめておきたいこと

  • 8冊のうちどの巻があるか。抜けていても買取します
  • 函の正面と奥付を見て、昭和48年の国書刊行会のものか、明治43年から44年の益軒全集刊行部のものかを確かめます
  • 薄茶色の紙の函は、角のつぶれと縁のすり切れ、日に焼けた色の差を見ます
  • 本の紙が焼けていないか、虫の食った跡やシミがないかを見ます

漢籍の叢書と、国書刊行会の複製ものの買取価格

益軒が学んだ儒学の経書では、論語や孟子などを収めた集英社『全釈漢文大系』全33巻の値段を出しています。同じ国書刊行会が昭和初期の本をもとに出したものでは、『国訳聖教大系 台密部』全4巻の金額も載せています。

近世の儒学を含む日本の思想の本をどう扱っているかは、哲学書・思想書の買取の記事に書いています。

買取について

国書刊行会『益軒全集』全8巻の参考買取価格は3,800円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、状態や時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、こちらから伺って買い取ることもできます。江戸の学者の全集や思想の叢書をお持ちでしたら、個人全集・叢書の買取のご案内をご覧ください。

著者について

貝原益軒(1630〜1714)は江戸時代前期の儒学者で、本草学者でもありました。福岡藩の祐筆の子で、名は篤信といい、晩年に益軒と号しました。藩主の黒田光之に仕え、藩の費用で京都に10年ほど学んでいます。福岡に戻ると藩の命で『黒田家譜』を編み、ほかに『筑前国続風土記』『大和本草』『養生訓』なども書きました。

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