吉川弘文館『現代語訳 吾妻鏡』17冊。カバーの表を見せた第1巻『頼朝の挙兵』と、帯の掛かった16冊の背

現代語訳 吾妻鏡 全16巻 別巻1 計17冊【吉川弘文館】五味文彦 本郷和人 編 頼朝の挙兵 承久の乱 御成敗式目 宝治合戦 鎌倉時代を探る 帯付 2007〜2016年

吉川弘文館の『現代語訳 吾妻鏡』は、鎌倉幕府の史書『吾妻鏡』を今の言葉に訳した本編16巻に、別巻1冊を加えた17冊です。五味文彦と本郷和人が編者を務め、2007年から2016年にかけて出ました。17冊ともカバーと帯が付いたもので、参考買取価格は4,000円です。

参考買取価格4,000円

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査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者五味文彦・本郷和人ほか 編
出版社吉川弘文館
出版年月2007年11月〜2016年3月
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル専門書・学術書歴史書・歴史の本個人全集・叢書人文科学書

商品について

本編16巻と別巻の中身

  • 第1巻 頼朝の挙兵。治承4年(1180)4月から寿永元年(1182)まで
  • 第2巻 平氏滅亡。元暦元年(1184)から文治元年(1185)まで
  • 第3巻 幕府と朝廷。文治2年(1186)から文治3年(1187)まで
  • 第4巻 奥州合戦。文治4年(1188)から文治5年(1189)まで
  • 第5巻 征夷大将軍。建久元年(1190)から建久3年(1192)まで
  • 第6巻 富士の巻狩。建久4年(1193)から正治2年(1200)まで
  • 第7巻 頼家と実朝。建仁元年(1201)から建保元年(1213)まで
  • 第8巻 承久の乱。建保2年(1214)から承久3年(1221)まで
  • 第9巻 執権政治。貞応元年(1222)から寛喜2年(1230)まで
  • 第10巻 御成敗式目。寛喜3年(1231)から嘉禎3年(1237)まで
  • 第11巻 将軍と執権。暦仁元年(1238)から寛元2年(1244)まで
  • 第12巻 宝治合戦。寛元2年(1244)5月から宝治2年(1248)閏12月まで
  • 第13巻 親王将軍。建長2年(1250)から建長4年(1252)まで
  • 第14巻 得宗時頼。建長5年(1253)から正嘉元年(1257)12月まで
  • 第15巻 飢饉と新制。正嘉2年(1258)から弘長元年(1261)まで
  • 第16巻 将軍追放。弘長3年(1263)から文永3年(1266)7月まで。本編はこの巻で完結
  • 別巻 鎌倉時代を探る。本編の解説と注を補う巻で、吾妻鏡関係の文献一覧が付く
  • 編者 五味文彦、本郷和人。第9巻からは西田友広が加わり、別巻は遠藤珠紀と杉山巖も加えた5人で編んでいる
  • 版元と刊行 吉川弘文館 2007年11月から2016年3月
  • 刊行時の定価 第4巻の本体2,000円から第7巻の本体3,200円まで、巻によって違う
  • 体裁 四六判の上製本で、函はなくカバー装。今回の17冊は、どれにも帯が付く
  • 参考買取価格 4,000円

現代語訳 吾妻鏡の16巻は、鎌倉時代のどこまでを扱っていますか

本編の16巻で、治承4年(1180)4月から文永3年(1266)7月までを扱っています。もとの『吾妻鏡』は、鎌倉幕府のできごとを日記のように日付を追って書いた史書です。その原文を現代語に訳したのが、この本です。底本には、同じ吉川弘文館の新訂増補国史大系に入っている『吾妻鏡』が使われています。

第1巻の『頼朝の挙兵』には、以仁王の令旨や石橋山と富士川の合戦、頼朝と義経の初対面が入っています。そこから平氏の滅亡、奥州合戦、承久の乱と進み、第12巻の『宝治合戦』で三浦一族が滅びます。最後の第16巻『将軍追放』では、北条時頼が亡くなって時宗が執権を補佐する連署になり、宗尊親王が京へ送られます。

編者は初め五味文彦と本郷和人の2人で、2010年11月の第9巻から西田友広が加わりました。訳と注は、巻ごとに数人の研究者が分担しています。別巻の『鎌倉時代を探る』では遠藤珠紀と杉山巖も加わり、編者は5人になります。この巻は本編の解説と注を補うもので、「吾妻鏡とその時代」「政治と法の見かた」「社会と文化にせまる」の3部立てです。

刊行は2007年11月の第1巻に始まり、本編の最後の第16巻が2015年12月、別巻は翌2016年3月に出ました。2016年には、このシリーズが第70回毎日出版文化賞を企画部門で受けています。『吾妻鏡』の原文を読み下し文に改めた本なら、貴志正造の訳注で、1976年から新人物往来社が出した『全訳吾妻鏡』があります。今回の吉川弘文館の17冊は現代語訳で、函のない四六判のカバー装です。

第1巻『頼朝の挙兵』のカバーと、巻ごとに文句の変わる帯

左端の第1巻は、カバーの表が見えています。「1 頼朝の挙兵」の巻名と、この巻が扱う治承4年から寿永元年までの年代、それに五味文彦と本郷和人の名前が入っています。下のほうに巻かれた帯には、「第一回配本」の文字と、本体2,200円の定価があります。

第2巻から別巻までは背を見せて並び、どの背にも「現代語訳 吾妻鏡」の書名と巻名があります。巻番号は第16巻までが丸数字で、別巻だけは「別巻」の2字です。

帯は17冊とも残っています。第2巻から第5巻は、帯の背に「第二回配本」から「第五回配本」の文字と編者の名前が見えます。第6巻から先は、第13巻の「宗尊親王関東に下向し将軍就任」や第16巻の「本文編16冊完結」のように、巻ごとに違う短い文句になります。第1巻から別巻まで、帯は4つの色が順番にくり返しています。

状態で見るところ

ご依頼の前に確かめておきたいこと

  • 第1巻から第16巻と別巻の17冊のうち、何冊あるか。抜けていても買取します
  • 帯が17冊とも残っているか。破れや折れのほか、帯に隠れたところと出ているところで日焼けに差がないかも見ます
  • カバーの角や折り返しの破れと、背の日焼けを見ます。天と小口に汚れがないかも確かめます
  • 湿気でページが波打っていないか、シミが出ていないかを確かめます

底本の国史大系と、中世史の著作集の買取価格

訳す前の原文は、底本になった新訂増補国史大系の『吾妻鏡』で読めます。当店では、その国史大系の普及版67冊を買取価格のページで取り上げています。日本中世史の研究書なら、『黒田俊雄著作集』全8巻にも金額を出しています。

ミネルヴァ書房や吉川弘文館の歴史書を尼崎市で買取した例は、歴史書約500冊の出張買取の記事に書いています。

買取について

吉川弘文館『現代語訳 吾妻鏡』本編16巻と別巻1冊の参考買取価格は4,000円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、状態や時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、こちらから伺って買い取ることもできます。鎌倉時代の本や日本史の研究書も一緒に手放すときは、歴史書・歴史の本の買取ページもご覧ください。

著者について

五味文彦は1946年に山梨県で生まれ、1970年に東京大学大学院の修士課程を修了しました。神戸大学やお茶の水女子大学、東京大学、放送大学で教え、東京大学と放送大学の名誉教授です。本郷和人は1960年の生まれで、1988年に東京大学大学院の博士課程の単位を取得しました。2015年11月時点の版元の著者紹介には、東京大学史料編纂所の教授とあります。

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