東京美術『琉球史料叢書』の薄茶色の函5つ。第1巻の函の表に筆文字の書名と伊波普猷、東恩納寛惇、横山重の名前、ほか4つは背に巻数と東京美術

琉球史料叢書 全5巻揃【東京美術】伊波普猷 東恩納寛惇 横山重 編纂 琉球国由来記 琉球国旧記 中山世譜 中山世鑑 名取書店版の複製 函入 1972年

琉球王国の時代にまとめられた『琉球国由来記』『琉球国旧記』『中山世譜』『中山世鑑』を5冊に収めた史料集です。伊波普猷、東恩納寛惇、横山重が編纂し、1940年から1942年に名取書店が出した版を、東京美術が1972年に複製しました。参考買取価格は2,500円です。

参考買取価格2,500円

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査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者伊波普猷、東恩納寛惇、横山重 編纂
出版社東京美術
出版年月1972年
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル専門書・学術書歴史書・歴史の本個人全集・叢書民俗学・文化史

商品について

5冊に収めた琉球の史料

  • 第1巻 琉球国由来記 上。247ページ
  • 第2巻 琉球国由来記 下
  • 第3巻 琉球国旧記。鄭秉哲 編
  • 第4巻 中山世譜。299ページ
  • 第5巻 中山世鑑、中山世譜附巻、中山世譜訂正案、中山世譜の尚家本と沖縄本の対照表
  • 編纂 伊波普猷、東恩納寛惇、横山重
  • 版元と刊行 東京美術。1972年。名取書店が1940年から1942年に出した版の複製
  • 体裁 高さ22cm。函入
  • 刊行時の定価 5冊で15,000円、各巻3,000円(公共図書館と国立国会図書館の書誌)
  • 参考買取価格 2,500円

琉球の王府がまとめた地誌と歴史書を、5冊に分けています

中身は、琉球王国の時代に王府がまとめた地誌と歴史書です。第1巻と第2巻には、1713年に編まれた全21巻の地誌『琉球国由来記』を、上と下に分けて収めています。

第3巻の『琉球国旧記』は、1731年に由来記を補って漢文に書き改めたもので、編者は鄭秉哲です。第4巻と第5巻には、王国の歴史書の『中山世譜』と『中山世鑑』が入っています。

『中山世鑑』は、1650年に羽地朝秀が著した琉球王国の最初の正史です。のちに漢文で全面的に書き直されて、『中山世譜』になりました。第5巻には『中山世譜』の附巻と訂正案、尚家本と沖縄本を比べた対照表も入っています。

『琉球史料叢書』は、琉球の史料を同じ書名のもとで何冊かに分けて出したものです。名取書店が1940年から1942年に出したのが最初で、1962年に井上書房、1988年と1990年に鳳文書館からも刊行されています。東京美術の5冊は名取書店版の複製です。どの版かは、函の背と奥付にある版元名で分かります。

薄茶色の函に、筆文字で「琉球史料叢書」

第1巻の函だけは表を向いていて、黒い筆文字の書名が大きく入っています。書名と並んで伊波普猷、東恩納寛惇、横山重の名前と「編纂」の文字があります。巻数は漢数字の「一」です。

ほかの4つは函の背が見えています。同じ筆文字の書名と「二」から「五」の巻数があり、背の下端に東京美術と刷られています。本そのものの表紙と背は、写真には写っていません。

状態で見るところ

ご依頼の前に確かめておきたいこと

  • 第1巻から第5巻までの5冊があるか。抜けていても買取します
  • 図書館の書誌で第5巻の付録とされている地図「琉球国之図」1枚があるか。なくても査定します
  • 函が5つあるか。薄茶色の函は日焼けの色むらと角のつぶれ、背の汚れを見ます
  • 1972年の本なので、本文の紙の焼けとシミを確かめます。天地小口(本の上下と前の断面)に付いた汚れも見ます
  • 函に出し入れするときの擦れで、本の背や角が傷んでいないかを見ます

史料集と、琉球の本の買取価格

同じ5冊組の史料集では、『明治維新 神佛分離史料』全5巻の11,700円があります。日本の史料を集めたものでは、『群書類従』第1〜29輯と正続分類総目録 計30冊の3,500円も参考になります。

この叢書を編纂した伊波普猷の『古琉球』と東恩納寛惇の『尚泰侯実録』は、尼崎市で買取した約700冊の中にもありました。お譲りいただいたのは、沖縄と琉球の歴史や民俗の本が中心でした。主な書名は尼崎市の遺品整理の記事に挙げています。

買取について

東京美術『琉球史料叢書』5冊の参考買取価格は2,500円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、状態や時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、こちらから伺って買い取ることもできます。ほかにも琉球や沖縄の史料、郷土の歴史の本があれば、歴史書の買取案内をご覧ください。

著者について

伊波普猷(1876〜1947)は那覇に生まれた言語学者、民俗学者です。1906年に東京帝国大学の言語学専修を卒業し、県立沖縄図書館の設立にかかわって館長を務めました。1911年に『古琉球』を刊行し、1925年に東京へ移ってからも研究を続けました。ともに編纂した東恩納寛惇(1882〜1963)は那覇生まれの歴史家で、東京帝国大学の史学科の出身です。横山重(1896〜1980)は長野県出身の国文学者で、『琉球神道記』や『室町時代物語大成』など、いくつもの本を比べて本文を整えた校本を出しています。

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買取方法

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