主婦の友社『西本願寺本萬葉集(普及版)』の函4つ。薄茶色の背に書名と巻第一から巻第二十までの巻数、下に茶、赤茶、黄土色、朱の帯と「発行 主婦の友社 総発売元 おうふう」の文字

西本願寺本萬葉集 普及版 全20巻揃【主婦の友社】林勉 監修 お茶の水図書館蔵 鎌倉時代後期写本の影印と翻刻 巻第一から巻第二十 4函入 1993〜96年

鎌倉時代後期に写された西本願寺本萬葉集の20巻を、写真版で複製して翻刻を付けた普及版です。主婦の友社が1993年9月から1996年5月まで、5巻ずつ4回に分けて出し、おうふうが発売しました。監修は林勉で、もとの写本は石川武美記念図書館(旧お茶の水図書館)が所蔵しています。参考買取価格は2,700円です。

参考買取価格2,700円

※宅配買取にてご対応時の金額です。

買取価格は、状態や時期によって変動いたします。
査定金額は、実際の買取金額に近づくように「キズや使用感はあるが概ね良好」な状態を想定しています。

著者林勉 監修 / 主婦の友社、おうふう 編
出版社主婦の友社(発売 おうふう)
出版年月1993年9月〜1996年5月
ISBN/規格番号
定価
買取ジャンル書道の本人文科学書和本・古典籍・稀覯書

商品について

西本願寺本萬葉集 普及版 4回の配本と中身

  • 巻第一から巻第五 1993年9月。各巻91ページから146ページ
  • 巻第六から巻第十 1994年5月。各巻99ページから141ページ
  • 巻第十一から巻第十五 1995年10月。各巻84ページから113ページ
  • 巻第十六から巻第二十 1996年5月。各巻83ページから178ページ
  • 中身 お茶の水図書館(現在の石川武美記念図書館)が所蔵する、鎌倉時代後期の写本の影印と翻刻
  • 監修 林勉
  • 編集 主婦の友社とおうふう。巻第一から巻第五だけは主婦の友社の編集で、おうふうは編集協力です
  • 編集協力 お茶の水図書館
  • 発行と発売 発行は主婦の友社、発売はおうふう
  • 判型 高さ32cm
  • 刊行時の定価 各巻4,900円(税込)。国立国会図書館の20冊の記録による
  • 国立国会図書館の登録名 西本願寺本万葉集
  • 参考買取価格 2,700円

20巻がそろう鎌倉時代の写本を、1巻1冊で複製しています

西本願寺本萬葉集は、鎌倉時代後期に写された萬葉集の写本です。この写本を所蔵する石川武美記念図書館は、全巻がそろう萬葉集の写本では、今に残るいちばん古いものだと紹介しています。

萬葉集の歌の読み方は訓と呼ばれ、平安時代から少しずつ付けられてきました。鎌倉時代中期には、萬葉集を研究した僧の仙覚が、いくつもの写本を比べて本文と訓を改めました。西本願寺本は、このとき新しく付けられた訓を伝える写本です。

この普及版は、その写本を影印本という形で出したものです。影印本は、写本のページを写真に撮って、そのまま印刷した本を指します。各巻には写真版と、写本の字を活字で組み直した翻刻が入っています。

同じ写本の影印本は、1933年に竹柏会からも出ています。こちらは20冊に、佐佐木信綱と武田祐吉の解説が1冊付いた木箱入りです。1984年6月には主婦の友社が、築島裕の解説を別冊にした和装の限定版20冊を出しました。1993年から1996年に出たこの普及版は、函の背にも「普及版」と入っています。

薄茶色の函4つと、茶から朱まで色の違う帯

函は4つとも表面が薄茶色で、白い細かな点が一面に散っています。背には黒い字で「西本願寺本萬葉集」と「(普及版)」が入り、続けて5巻ぶんの巻数が小さな字で刷られています。右の函が巻第一から巻第五で、いちばん左の函が巻第十六から巻第二十です。

帯は函の下の部分に巻かれていて、色は左から茶と赤茶、黄土色、朱です。4本とも「発行 主婦の友社」「総発売元 おうふう」と書かれています。函に入った20冊の本は、写真には写っていません。

状態で見るところ

ご依頼の前に確かめておきたいこと

  • 巻第一から巻第二十まで20冊あるか。函1つに5冊が入る形なので、函ごとに冊数を確かめます。抜けていても買取します
  • 函が4つあるか。背の日焼けと、角や口の擦れを見ます
  • 4色の帯が残っているか。帯はなくても査定します
  • 高さ32cmの大きな本なので、背の傷みと、天地小口の擦れやへこみを確かめます
  • 1990年代の本なので、写真版のページの焼けやシミ、綴じのゆるみを見ます

写本の影印本と古筆の複製の買取価格

写本を写真で複製した本の買取価格は、『信長記』池田家本影印 全15巻の13,000円が一つの例です。平安の仮名などの古筆を複製したシリーズなら、『日本名跡叢刊』全100冊と総索引の計101冊の4,000円です。

澤瀉久孝の『萬葉集注釋』については、本文篇と索引篇まで入っていた例を野洲市で古典の注釈書を買取した記事に書いています。2026年9月の遺品整理のご相談で、新潮日本古典集成なども入った約1,300冊でした。

買取について

主婦の友社『西本願寺本萬葉集』普及版 全20巻の参考買取価格は2,700円です。2026年9月時点の相場をもとにした参考価格で、状態や時期によって変動します。

宅配でお送りいただくことも、こちらから伺って買い取ることもできます。ほかにも古典の写本を複製した本や影印本があれば、和本と古典籍の買取のご案内をご覧ください。

著者について

林勉(1925〜2020)は、萬葉集の古い写本を研究した国文学者です。東京学芸大学の名誉教授で、1990年代には東洋大学と帝京大学の文学部で教授を務めました。1991年度から2019年度にかけては科学研究費で6件の研究に取り組み、古写本の本文と訓点(漢字の読み方を示す印)を調べて、写本ごとの違いを一覧にする校本づくりを進めました。この普及版では全20巻を監修し、のちに出た翻刻の訂正版1冊でも監修を務めました。

和本・古典籍・稀覯書の
参考買取価格

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買取方法

2つの買取方法をご用意しています。

  • 出張買取
    奈良・大阪・神戸・京都の4つの営業所から関西・近畿周辺から本島全土へ出張費無料で出張いたします。
  • 宅配買取
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